エジプトの第4の災い「あぶの大群が家と畑を荒らす」
イスラエルの民が、モーセに率いられて出エジプトする前に
10の災いが、エジプトの国に襲い掛かります。
第4の災いは「あぶの大群が家と畑を荒らす」という災いでした。
この災いで特徴的なことは、イスラエルの民が住んでいた
ゴシェン地方だけは区別されて、あぶが入り込まなかった点です。
神は、ゴシェン地方に住むイスラエル人を守られたのです。
しかし、その日、わたしはわたしの民の住むゴシェン地方を区別し、
そこにあぶを入り込ませない。
あなたはこうして、主なるわたしがこの地のただ中にいることを知るようになる。
出エジプト記 8章18節
こうして、エジプトにあぶの大群があふれていた時に
イスラエル人が住んでいたゴシェン地方だけは、神によって
一匹のあぶも入り込まないように、されていたのです。
神の守りは、一匹の小さなあぶも防ぎ守られる
鉄壁な守りだったのです。
今私たちはそういう、神の鉄壁な
一分の隙もない守りの中にいるのです。
【今日の聖書】
主はモーセに言われた。
「明朝早く起きて、水辺に下りて来るファラオを出迎えて、彼に言いなさい。
主はこう言われた。
『わたしの民を去らせ、わたしに仕えさせよ。
もしあなたがわたしの民を去らせないならば、見よ、
わたしはあなたとあなたの家臣とあなたの民とあなたの家にあぶを送る。
エジプトの人家にも人が働いている畑地にもあぶが満ちるであろう。
しかし、その日、わたしはわたしの民の住むゴシェン地方を区別し、
そこにあぶを入り込ませない。
あなたはこうして、主なるわたしがこの地のただ中にいることを知るようになる。
わたしは、わたしの民をあなたの民から区別して贖う。
明日、このしるしが起こる』と。」
出エジプト記 8章16〜19節