今日のできごと


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2022/7/6(水)

 

エジプトの第3の災い「ぶよが人と家畜を襲う」

 イスラエルの民が、モーセに率いられて出エジプトする前に
 10の災いが、エジプトの国に襲い掛かります。
 第3の災いは「ぶよが人と家畜を襲う」という災いでした。

 ぶよの災いが、それまでの災いと違っていた点は
 それまでの災いは、エジプトの魔術師も同じことができていたのですが
 ぶよの災いにおいては、魔術師にはできなかったという点です。

 魔術師も秘術を用いて、同じようにぶよを出そうとしたのですが
 できませんでした。そのため魔術師は、ファラオに対して
 「これは神の指の働きでございます」と言ったのです。

 悪霊の力を利用した魔術には、限界があります。
 魔術は手品と違って、見えない悪霊の力を使うため
 人間が普通はできないことも、できてしまいます。

 しかし、所詮は悪霊の力に過ぎないので
 神の力には、はるか遠く及びません。
 神の力の方が、悪霊の力よりも比較にならない程大きく強いのです。

 神を信じる者たちは、この計り知れないほどの神の力によって守られているのです。
 魔術だろうと何だろうと、恐れることはないのです。
 神の力の前に恐れおののくのは、悪霊の方なのです。

 【今日の聖書】
 主はモーセに言われた。
 「アロンに言いなさい。
  『杖を差し伸べて土の塵を打ち、ぶよにさせてエジプト全土に及ぼせ』と。」
 彼らは言われたとおりにし、アロンが杖を持った手を差し伸べ土の塵を打つと、
 土の塵はすべてぶよとなり、エジプト全土に広がって人と家畜を襲った。
 魔術師も秘術を用いて同じようにぶよを出そうとしたが、できなかった。
 ぶよが人と家畜を襲ったので、魔術師はファラオに、
 「これは神の指の働きでございます」と言ったが、ファラオの心はかたくなになり、
 彼らの言うことを聞かなかった。
 主が仰せになったとおりである。
 出エジプト記 8章12〜15節


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