心を引き締め身を慎んで
1.愛するためには罪を退けて生きる必要がある
私たちが「何をすべきか」
「どういう姿勢で日々を過ごせばよいのか」
ということは、聖書の中にたくさんちりばめられています。
究極的には、神を愛し隣人を愛する事に尽きるのですが
愛を実行するために、その反対である事を退ける必要があります。
愛の真逆にあるものが、罪です。
2.罪の根幹は神を愛さないことにある
神を愛さないことが、罪の根幹です。
そこから隣人を愛さないことが、派生的に生じていきます。
殺意、姦淫、盗み、偽り、むさぼりなどが、生じていくのです。
3.罪の誘惑を退けるためには心を引き締め身を慎む必要がある
そのような罪を行なわせようとする誘惑を、退けていかないといけないのです。
ですから、いつでも心を引き締め、身を慎んでいることが必要となるのです。
心が引き締められていないと、簡単に誘惑に負けてしまいます。
慎みがないと、欲望に引きずり込まれてしまいます。
誘惑に負け欲望に引きずられて、人は罪を犯してしまうのです。
人のものが欲しいという欲望が、盗みや姦淫に繋がって来るのです。
むすび.心を引き締め身を慎んでキリストの恵みを待ち望む
心を引き締め身を慎んで、罪の誘惑を退けるとともに
私たちを愛してくださる神に、全幅の信頼を置いて
イエス・キリストが現れるときに与えられる恵みを、ひたすら待ち望むのです。
栄養豊富な、素晴らしいごちそうを用意してくださっているのに、
それを食べる前に、腐った残飯を腹いっぱい食べるようなことを
してしまってはならないのです。腹を壊して、健康を害してしまいます。
腐った残飯は捨て去って、用意されている素晴らしいごちそうを待つのです。
罪の誘惑を退け、キリストが与えて下さる恵みをひたすら待ち望むのです。
そのためには、心を引き締め身を慎んでいる必要があります。
気を緩めていると、誘惑にはまってしまいます。
心を引き締め身を慎んで、神に祈って過ごすことが必要なのです。
今日も、心を引き締め身を慎んで過ごしていきましょう!
【今日の聖書】
だから、いつでも心を引き締め、身を慎んで、
イエス・キリストが現れるときに与えられる恵みを、
ひたすら待ち望みなさい。
ペトロの手紙一 1章13節