アナニヤの感動
アナニヤは、パウロの救いの時に立ち会っています。
けれどもはじめはアナニヤも、パウロ(当時の名はサウロ)が
ダマスコに来たときは「ひどい迫害者がやって来た」と思っていたのです。
しかし、アナニアは答えた。
「主よ、わたしは、その人がエルサレムで、
あなたの聖なる者たちに対してどんな悪事を働いたか、
大勢の人から聞きました。
ここでも、御名を呼び求める人をすべて捕らえるため、
祭司長たちから権限を受けています。」
使徒言行録 9章13〜14節
それが実際パウロの所に行ってみると、彼はイエスに出会ったと言い
イエスを信じていたわけです。
そしてアナニヤは、パウロの目を癒し洗礼を授け食事を共にします。
この時のアナニヤは、どんな気持ちだったのでしょうか?
「あの大迫害者が、今ここでイエス・キリストを信じるようになった!」
「すごい!こんなことが起こるんだ!なんてことだ!」といった感じでしょうか?
とにかく驚きと共に、感動していたことは間違いないのではないでしょうか?
聖書には、事実が淡々と記されているだけでアナニヤの心情までは書かれていません。
予想するだけですが、きっと感動していたことでしょう。
私たちもそんな感動を、し続けていきたいのです。
【今日の聖書】
そこで、アナニアは出かけて行ってユダの家に入り、
サウロの上に手を置いて言った。
「兄弟サウル、あなたがここへ来る途中に現れてくださった主イエスは、
あなたが元どおり目が見えるようになり、また、
聖霊で満たされるようにと、わたしをお遣わしになったのです。」
使徒言行録 9章17節