気を落とさずに絶えず祈る
イエスは、気を落とさずに絶えず祈らなければならないことを
弟子たちに、教えておられます。
ということは、祈っている時に「気を落とすことがある」という事を意味します。
もしすべての祈りが祈った瞬間に応えられているなら、気落ちすることはないでしょう。
「祈っても答えられない」と、思えるような期間があるからこそ
イエスは、気を落とさずに絶えず祈らなければならないことを教えられたのです。
イエスは「祈りがすぐに答えられないことがありますよ」ということを
ここで示しておられるのです。
「だから忍耐して同じことであっても、繰り返し祈りなさい」というのです。
繰り返し祈ることで、祈りの答えを受けるにふさわしく私たちが整えられていきます。
また、神が計画されている「祈りが答えられる時」があってそれまで忍耐が必要な場合もあります。
繰り返し祈っているときに、その願いが神の御心ではないということがわかる場合もあります。
すべての祈りが、即座に答えられるのではありません。
逆になかなか答えられない祈りの方が、多いのではないでしょうか?
失望落胆せずに、どんな時でも忍耐をもって祈り続けるべきなのです。
【今日の聖書】
イエスは、気を落とさずに絶えず祈らなければならないことを
教えるために、弟子たちにたとえを話された。
ルカによる福音書 18章1節