富んでいる者は草花のように滅び去る
富は、世界中で多くの人が求めているものです。
しかし、富はあてになりません。
人生の土台には、なり得ないのです。
「富んでいるからいつまでも死なない」というのではありません。
富んでいるからと言って、天国に行けるわけでもないのです。
単にこの世の中で、一時的に物質的に不自由をせずに生きられるだけなのです。
「富んでいる者は、草花のように滅び去る」と言われています。
「草が枯れ花が散りその美しさが失せるように、富んでいる者も人生の半ばで消えうせる」
とも言われています。富は、ある日突然なくなったりするものです。
どんなに多くの株を持っていたとしても、一瞬で価値がなくなることもあります。
豪邸も、焼けてしまえばなくなります。津波で流されれば、跡形もなくなってしまいます。
高級車も、事故でつぶれたらそれまでです。
頼りにならない富に、望みを置いてはならないのです。
この世で富んでいる人々に命じなさい。
高慢にならず、不確かな富に望みを置くのではなく、
わたしたちにすべてのものを豊かに与えて楽しませてくださる神に望みを置くように。
テモテへの手紙一 6章17節
今日も、富ではなく神に望みを置いて生きていきましょう!
【今日の聖書】
また、富んでいる者は、自分が低くされることを誇りに思いなさい。
富んでいる者は草花のように滅び去るからです。
日が昇り熱風が吹きつけると、草は枯れ、花は散り、その美しさは失せてしまいます。
同じように、富んでいる者も、人生の半ばで消えうせるのです。
ヤコブの手紙 1章10〜11節