2020年12月6日  「互いに分かち合う」〜愛は互いに分かち合う〜
          使徒言行録 2章43〜47節
1.信者たちは皆一つになっていたので御業が進んだ

@信者たちはひとつとなって礼拝していた
 毎日ひたすら心を一つにして神殿で礼拝していた
 家ごとに集まってパンを裂き一緒に食事をし神を賛美

A持ち物をも共有にして一つとなっていた
 自分の財産や持ち物を売ってすべての物を共有
 おのおのの必要に応じて、皆がそれを分け合った
 自己中心、我欲、貪欲から解き放たれていた(4:32)

B新たに救われた人々も仲間に加わり一つにされた
 一つとなっていたら周囲の人々も自然と寄ってきた
 そして信じて新たに仲間に加わって一つとされた

2.ひとつとなっていた教会はすべてを「共有」していた

@ひとつとされた夫婦の場合すべてを共有する
 家も家財道具一式、お金もすべて共有している
 喜びも苦しみも楽しみも悲しみも共有している
 共有して支え合うのが夫婦のあるべき姿

A木の枝も一つの木につながり根を共有している
 根が水などを吸いそれをすべての枝葉に届ける
 葉の葉緑体で造られた炭水化物は根に届けられる
 1つの葉がすべての根を占有するということはない

Bひとつになることは共有し分かち合うこと
 植物だけでなく夫婦も教会も分かち合うことで一つに
 分かち合うことなしには一つになれない→バラバラ
 神から受けた恵みを分かち合って共に喜び一致する

3.持ち物だけでなく苦しみも喜びも共有していた

@ペトロは議会で脅されたことを皆に話して共有した
  二人は釈放されると仲間のところへ行き、祭司長たち
 や長老たちの言ったことを残らず話した。(使徒4:23)
 それに応答して皆が祈りを献げた。 (4:24)

Aペトロの苦難を教会全体が共有して祈り皆が喜ぶ
 牢に入れられたペトロのため全体が祈った (12:5)
 牢を脱出したペトロは教会に報告して皆が喜んだ

Bパウロは教会に宣教報告をして共有している(14:27)
  到着するとすぐ教会で神が行われたすべてのことと、
 異邦人に信仰の門を開いてくださったことを報告

むすび.分かち合って共有し神の教会を建てあげよう
 個々人が神から受けた恵みや喜び、苦しみや悲しみ
 を教会の皆で分かち合い共有し共に祈り喜ぼう!