1.イエスを信じる前もパウロは神に対して熱心だった
@パウロは聖書の律法を誰よりもしっかり学んでいた
ガマリエルに律法の厳しい教育を受けた(使徒22:3)
創世記〜マラキ書まで旧約聖書全体を良く学んでいた
神に従う者の祝福と神に背く者の呪いを良く知っていた
Aパウロはファリサイ派に属し罪人とは交わらずにいた
自分は神に従うから神に背く罪人とは決して交わらない
罪人を避けていた「彼女は罪深い女なのに」(ルカ7:39)
Bパウロは神に対して熱心でありたいと願って行動してた
熱心に神に仕えていました。(使徒22:3)神に喜ばれよう
熱心に律法を守って神に裁かれないように生きていた
2.パウロはイエスを誤解し、彼を信じる者たちを迫害した
@パウロが迫害した理由はイエスに対する誤解だった
メシアはナザレからは生まれない (ミカ5:1,使徒26:9)
彼は安息日を破っている=神に背く者だ(ルカ6:1-11)
A異端者に従う=神に背く事→徹底的に排除すべき
「先祖が神に背いたからこそ捕囚に」(歴代下36:12-20)
神に背く結果がどれ程悲惨か聖書から教えられていた
Bパウロは教会を荒らし信徒達を投獄し殺そうとした
教会を荒らし男女を問わず引き出して牢に送った(8:3)
主の弟子たちを脅迫し殺そうと意気込んでいた(9:1)
男女を問わず縛り上げ獄に投じ殺すことさえした(22:4)
3.パウロはイエスの言葉によって誤りから回復した
@イエスが直接パウロに語りかけパウロは変わった
人の言葉ではパウロはとても変わりそうもなかった
本当の救い主であることを否定できない方法でイエスは
パウロに語りかけた (9:4)→パウロは受洗 (9:18,19)
Aパウロの変わり方は半端な変わり方ではなかった
迫害するのに熱心だったパウロは→今度はイエスを
伝えることに熱心な者となった。命がけで伝える人に!
パウロの宣教旅行は苦難の中でも継続していった
Bパウロの聖書理解は正しい理解へと変わった
旧約聖書の預言はイエスを指していたと理解した
律法を誰も完璧に行えない=義とされない (ロマ3:20)
律法の実行によっては誰一人義とされない(ガラ2:16)
むすび.イエスの言葉はどんな人をも作り変え回復させる
まさかあのパウロがイエスを伝える人になるとはと当時
の人々は思っただろう。しかし神は彼を変えられたのだ