2024年2月11日  「良い土地に蒔かれると実を結ぶ」
          マタイによる福音書 13章18〜23節
1.道端のような心の人が救われるためにどうするか?
@道端のような心の状態の人は拒絶反応を示す
 キリスト者が異教の経典を受け付けないのと同じ  神の言葉を拒絶し読もうともしない聞こうともしない  神の言葉に対して聞く耳がない (マタ13:9)→聞かない
A普通に福音を語ってもはじかれてしまうだけ 徒労
 聞く耳を持っていない→拒絶反応→根も下ろさない  救われる前のパウロ、バックストンの時の迫害者たち
B道のように固い心も耕してしまえば芽を出し根を張る
 耕せばよい→バックストンは災害支援によって耕した  当初は投石→救援活動→大明神と言われる程変化  無条件の隣人愛でその人を愛する→柔らかい心に
2.石地のような心の人にはどうすれば良いか?
@石地のような心の人は自己流に受け止めてしまう
 自分にとって都合の良い所だけを喜んで受け止める  「あなたは愛されていますよ、赦されていますよ」◎  「あなたは罪人だから悔い改めねばなりません」拒否
A自分の自己中心な思いが神の言葉に勝っている
 「聖書よりも自分の考えの方が正しい」←神より自分  「これ位の罪なら悔い改めなくても神は赦してくれる」  「神は愛の方だから、祝福はしても試練など与えない」
B自分に死ぬことの重要性も同時に語る(完全降伏へ)
 試練が来ると「こんなはずじゃなかった」と去ってゆく  せっかく福音を伝えたのに続かない←自我が妨害  自分に死ぬ必要性を教える (マタ16:24,ルカ14:27)
3.茨の地のような心の人にはどうすればよいか?
@神の言葉と共に悪い誘惑も素直に受け入れてしまう
 世の思い煩いや富の誘惑その他の欲望 (マル4:19)  神よりも富の快楽を選んでしまう←富の危険性の無知
A誘惑に打ち勝つ力が不足している (茨を拒む力なし)
 誘惑をはねのけられない、欲望に負けてしまう
B肉の欲に支配されない生き方を提示する(茨を抜く)
 聖霊によって歩む→聖霊のバプテスマ (ガラ5:16,17)
むすび.良い土地でないと根が張れず実を結ばない
 悪い地の場合良い地になるよう導くアプローチが必要  福音の種をまくと同時に良い地になるよう導き結実へ    茨は信じてからも油断すると生え育ってしまう事がある  コロサイの信徒にパウロが手紙を書いていた時には  パウロと共にいて主に従っていたデマスも、負けてしまった  デマスはこの世を愛してしまった (2テモ4:10) →離れ去った  神はある時には良い地の心の人に出会わせて下さる  神が出会わせて下さった良い地の心の人には福音の  種をしっかりと蒔いていく!必ず実を結ぶと信じて!  ニコデモは良い地のような心を持ってイエスの元に来て  イエスを受け入れるようになり、イエスの十字架刑の時  遺体を引き取って墓に埋葬している  ニコデモに対してイエスはしっかりと真理を語っておられた  ヨハ3:1-21 イエスのように明確に真理を語っていこう!