2024年2月25日  「もはや網を引き上げることができない程の収穫」
          ヨハネによる福音書 21章6節
1.イエスは7人の弟子達に魚の大収穫を与えられた
@イエスは弟子達に舟の右側に網を打つように命じた
 神はちょうど彼らの舟の右側に大量の魚を集められた  「舟の右側に網を打て。そうすればとれるはずだ。」
A以前同じ体験をした弟子達にとっては再チャレンジ
 「夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし  お言葉ですから網を降ろしてみましょう」 (ルカ5:4-5)  →おびただしい魚がかかり網が破れそうに (ルカ5:6)
B今回も前回同様イエスの言葉通りにしたら大収穫!
 イエスの言葉通りにすると一瞬で大収穫になった!  イエスは弟子達に魚の大収穫をまたも与えて下さった
2.イエスの言葉を聴くまでの弟子達はどうだったか?
@その夜は何もとれなかった (ヨハ21:3) 収穫=0
 漁業の初心者?違う!彼らは経験豊富なプロ (21:2)  魚がその日はいなかった?いた!その後で大収穫  プロの漁師が計画し実行して魚もいたのに成果なし!
A何も獲れないまま時間だけが経過し、やがて朝に!
 一生懸命やっているのに結果がついてこなかった  畑の収穫の様に働けば働く程成果が出る訳ではない  相手の状況次第。今回は何度やっても成果がでない
B経験・知恵・人手が豊富なのに限界と無力さを体験
 プロが集まっていたのにその夜の漁は虚しく終わった  不漁であれば心も挫ける。感情は悪化し、喜びも失う  嘆きに陥り、やる気も失う。仲間割れも起こる。限界!
3.全く獲れなかった弟子達がなぜ大収穫できたのか?
@自分達の知恵や知識よりもイエスの言葉を優先した
 人の知恵では収穫は0だった=無力さを味わった  自分達の知恵や知識に頼まずイエスの言葉に従った
A経験で判断しないでイエスの言葉に素直に従った
 一晩中働いて何も獲れなかった経験で判断してない  夜通し働いて収穫がなかったという経験をしても「網を  打て」とのイエスの言葉を素直に聴いてそれに従った
B落胆し心身共に疲れていたがイエスの言葉に従った
 イエスは魚のことも弟子達のこともすべて知っていた  弟子達が疲労困憊し落胆している事もすべてご存知  その上で「網を打て」と命じ、弟子達はそれに従った
むすび.大収穫はイエスの言葉に従うか否かによる
 私達は人間をとる漁師 (ルカ5:10) 滅びから救う漁師