1.パウロの宣教こそ与える宣教だった
@パウロ、ミレトスでエフェソ教会の長老に語る(使20:17-)
・投獄と苦難が待ち受けるはずのエルサレムに向かう
・福音を力強く証しするという任務を果たそうとしている
・聖霊が教会の世話をさせるため群れの監督者と任命
A教会の苦難を予告し目を覚ましていなさいと警告
・外から残忍な狼どもが来て群れを荒らすだろう
・邪説を唱えて弟子たちを従わせようとする者も現れる
・神とその恵みの言葉とにあなたがたをゆだねる
Bパウロは彼の宣教が「与える」宣教だったと語る
・他人の金銀や衣服をむさぼったことはない(33)
・この手で生活のため&共にいた人々のため働いた
・イエスの言葉は『受けるよりは与える方が幸いである』
2.神は最高の贈り物御子イエス・キリストを与えて下さった
@神ご自身が最高のものを与える愛を示された
神は独り子をお与えになった程に世を愛された(ヨ3:16)
神の愛は最高で最善で完全な贈り物を与える愛
しかも無条件で罪人にあるにもかかわらず与える愛
Aイエス・キリストはご自分の命を私たちに与えて下さった
ゲッセマネの祈りは自分の願いでなく自分に死ぬ祈り
神に見捨てられ十字架で苦しみつつ大切な命を与えた
嘲り罵る人々に対しても何の見返りもなく与えている
B神の与える愛こそが私たちの行なうべき愛の模範
私たちは十字架によって神に「愛の模範」を示された
「自分の十字架を負って」自分に死んで隣人を愛する
3.神の愛をしっかり受け取って隣人に与えて宣教する
@隣人に与えるものがなければ与えることはできない
食べ物のない空の器は飢えた人を生かせない
水の入っていないコップは渇いた人を潤せない
まず自分自身が持っていなければ人に与えられない
A与える物が豊かにあっても愛がなければ与えられない
ザアカイは裕福だったが与える気持ちは救われた以降
キリストの愛を受け取って初めて隣人に与えようと変化
B神の愛をきちんと受け取ることが与えるための土台
イエスを心の王座に迎え入れることによって受け取る
赦しの大きさを正しく認識→正しい自己認識が必要
へりくだって自分の罪を認めて悔い改めて愛を受け取る
むすび.神の愛をしっかり受け取って隣人に与えて行く
与える愛はどれ程神に愛されているかを知ることから…