2025年6月1日  「愛には恐れがない」
          ヨハネの手紙一 4章18節
1.神を畏(おそ)れ敬いつつ、怖がらず恐れずに近づく
@自分を助けてくれた警察官の前でも法規は順守する
 速度違反をしている時→警官に出会う→恐れる(刑罰)  警官が自分を悪人から助けてくれた→恐れないで感謝  同じ警官が取締→違反しても見逃す?→正しく恐れる
A神を畏れる→赦されるからといって容易に罪を犯さない
 神は義の方→悪は容認されず裁かれる→私の罪も同様  神は私を愛しイエスを遣わし罪をすべて赦して下さった  神が赦して下さるからといって罪を犯し続けるか?→×
B神を畏れて罪から離れ、神を恐れず愛して近づく
 神が義の方であり罪を裁かれることを認識→神を畏れる  悔改めて罪から離れる→神の前に可能な限り正しく歩む  御子を与える程愛してくださった神に恐れないで近づく
2.恐れる者には愛が全うされていない
@なぜ恐れてしまうのか?恐れの原因は何か?裁き・罰
 お金を貸してくれた人に返せない場合→会うのが怖い  もし貸してくれた人が私の全借金を免除してくれたら?  裁かれない→恐れないで会うことができる→感謝し喜ぶ
A赦されたことを確信していないと恐れてしまう←不信感
 本当は恐れずに会えるはずなのに恐れてしまうとしたら  返済免除を撤回されるかも?別の要求が来るかも?  全面的に信頼できない→その人を疑う→恐れる 
B恐れる=全面的に信頼していない≠完全な愛
 恐れる=信頼していない ⇔ 真実な愛=完全に信頼  恐れる者には愛が全うされていない→不純物が混在
3.神を全面的に信頼して愛せないと隣人も愛せなくなる
@隣人は神とは違い私たちに悪を行ってくることもある
 神は完全な愛で罪を赦し愛して下さる方 ⇔ 隣人は違う  悪を行なったり愛してくれない時もある→隣人愛は困難
A神を全面的に信頼して恐れずに愛したイエスの隣人愛
 父なる神と一体であったイエスは悪で報いる人を愛した  嫌われる事も誤解も冤罪もあざけりも恐れないで愛した  人々が去ってしまうことも (ヨ6:66)敵の増加も恐れてない
B真実な愛は隣人を信頼し悪で報いられる事を恐れない
 神の完全な赦しを信頼して受けたなら悪を行う人を赦す  悪を行っている人を恐れて遠ざかり排斥するのではない  イエスは十字架で殺されることも恐れずに人を愛された
むすび.真実な愛は神を恐れずに信頼し隣人を恐れない
 神を恐れず愛し隣人から傷つけられる事も恐れず愛そう  イエスの十字架よる完全な赦しを疑わないこと  →悔い改めたなら、もはや裁きを恐れる必要はない  →神を怖がらなくて良いし、人も恐れる必要はない  恐れを締め出す完全な愛で愛されている  罪の赦しをしっかりと確信して神に思いっきり近づくこと