2025年7月27日  「切なる願いは福音を宣べ伝えること」
          ローマの信徒への手紙 1章15節
1.ローマの教会にいた人々は錚々たるメンバー (16章)
@ローマ教会は散在した家の教会から成立していた模様
 プリスカとアキラの家に集まる教会の人々によろしく(5)  アシンクリト,フレゴン,…,ヘルマスと一緒にいる兄弟(14)  フィロロゴ,ユリア,ネレウス,…,オリンパと一緒にいる者(15)
A信仰的には決して初心者ではなく逆に熱心な働き人
 プリスカとアキラはパウロの第2回伝道旅行に同行  ローマの信徒たちのために非常に苦労したマリア(6)  パウロの同胞で一緒に捕らわれたアンドロニコとユニアス
B手紙は福音を聞いたことがない人のためではなかった
 ローマにいるあなたがたにもぜひ福音を告げ知らせたい  いやいやもう既に聞いて信じて教えているような集団  福音を知らないから教えるという目的ではなかった?
2.ローマの教会に存在していた大きな問題
@福音とは相容れない正しくない教えの教会への侵入
 教えに反して不和やつまずきをもたらす人々が存在  ・キリストに仕えないで自分の腹に仕えていた  ・甘言と美辞とをもって純朴な人々の心を欺いていた
A誤った教えをもたらす人々の影響力が大きかった
 「彼らを警戒し遠ざかりなさい」と命じなければならない程  背後にはサタンが絡んでいた←パウロは見抜いている  神は間もなくサタンをあなたがたの足の下で打ち砕く(20)
B正しい福音をもって誤りを指摘して正す必要性があった
 福音の基本を正しく伝え再確認させる
3.福音は一回聞いて信じて終わりではなく継続が大切
@福音に生きるのがクリスチャン
 福音を聴いて信じて福音に生きるのがクリスチャン  一回信じて終わりでなく絶えず福音に生き続ける  神の愛による罪の赦しと永遠の命の希望に生きる
A絶えず正しい福音に立ち続ける必要がある
 正しい信仰の維持のためには正しい福音が常時必要  パウロは何としても福音をローマで語りたかった→結果  ローマ信徒への手紙には福音が正確に示されることに
B地上を去るまで信じ続けないと決して天国に入れない
 使徒時代の多くの教会は間違った教えと戦っている  現在も間違った教えと戦い正しい福音に根ざして進む  自分の腹に仕える肉の欲の誘惑に打ち勝って進む
むすび.わたしたちの切なる願いも福音を宣べ伝えること
 未信者に対しても信者に対しても福音を伝え続ける!