2025年9月14日  「愛は高ぶらない」
          コリントの信徒への手紙一 13章4節
1.人は高ぶりの元凶である悪魔から高ぶりを受継いだ
@悪魔は元々は神に素晴らしく造られたケルブだった
 元々は知恵に満ち美しさの極みで宝石に包まれていた  翼を広げて覆うケルブとして造られ神の聖なる山にいて  火の石の間を歩き無垢だった (エゼ28:12-15)
A悪魔は神のようになろうと高ぶって堕落した
 美しさの故に高慢となり栄華の故に堕落した (28:17-19)  私は天に上り…いと高き者のようになろう(イザ14:13-14)  自分が神だ=神よりも自分を偉大に=大いなる高ぶり
B人間は悪魔に騙され罪に陥り高ぶりの性質を受継いだ
 悪魔「神のようになれる」→女:その実を取って食べた  「神のようになりたい」=大いなる高ぶり (使12:21-22)  すべての人が高ぶる性質を持って生まれるようになった
2.人の高ぶりは人よりも優れている状況下で顕在化する
@王などの高い地位につき権力を得た時に高ぶりやすい
 ファラオ(出エ10:28,18:10-11) 「高慢にふるまった」  サウル(サム上15:22-23) 「高慢は偶像崇拝に等しい」  センナケリブ(列下18:28-35)「主は私の手から救えない」
A多くの富や知識や力を手にすると高ぶりやすい(ホ13:6)
 富んでいる人々に命じなさい高慢にならず(1テモ6:17)
B高ぶることによって顕在化する高慢な行動
 自我で人々を支配,意見を聞かない(出エ10:7) :ファラオ  自分の地位を固持するために対立者を排除する:サウル  怒りによって周囲の人々を恐れさせ押さえつける:ヘロデ
3.隣人を愛そうとするなら高ぶりはすべて捨て去る
@神の偉大さを考え自分が単なる被造物であることを思う
 自分を造って下さった神の前で高ぶることなどできない  神の前に自分がいかに無力で小さいかを考える  人間同士の相対的な優劣で自分の価値を決めない
A誇り高ぶることなどできない罪人であることを自覚する
 人との相対評価をやめ神の前に自分自身の心を調べる  日々神の前に罪を悔い改める生活を送る→罪の自覚
Bそのままで神に愛されていることを信じる
 高ぶるという言葉は「吹いて膨らます」という意味もある  自分を人よりも大きく見せたい=自分に自信が持てない  膨らまさなくてもそのままで神に愛されている (ヨハ1:12)
むすび.自分を膨らまさないでありのままで真実に歩もう
 膨らまさなくてもそのままでねたむほど神に愛されている  神は高慢な者を敵に謙遜な者に恵みを賦与(ヤコ4:5-7)