2025年10月19日  「愛は恨みを抱かない」
          コリントの信徒への手紙一 13章5節
1.恨みを抱かない愛の模範はイエス・キリスト
※恨み=人のした悪を考える,思う,数える=悪を忘れない
@十字架と復活のイエスの姿には恨みの欠片もない
 十字架上で激しい苦しみの中で恨みの一言もない  復活後ヘロデやピラトに対して恨みの言葉の1つもない  自分を十字架につけた人々を恨まず愛している
Aガリラヤ湖畔で裏切者ペトロを赦しその後用いている
 「イエスを知らない」と言ったペトロを恨まず赦している  完全に赦して初代教会において大いに用いている
Bダマスコ途上で迫害者サウロに優しく語りかけている
 パウロは元々主の弟子たちを殺そうとしていた(使9:1)  事実教会を荒らしまわり信徒を牢に送っていた(使8:3)  しかし、パウロに現れたイエスには恨みの一言もない
2.恨みを抱かなかった人々が聖書にも出ている
@ヨセフは自分を売った兄たちを恨んでいなかった
 兄たちを恨まず赦している(創世50:15-21)  売られたヨセフは青春時代をエジプトの獄の中で生活  自分を嵌めたポテパルの妻にも何の復讐もしてない
Aダビデは命を狙って追ってきたサウルを恨んでない
 理不尽なサウル王に対して恨みの一つもない  命を狙ってくるなんてひどいじゃないか!ではなく逆に  敵の手によって殺されてしまったサウルを悼んでいる
B救われる前のパウロに迫害されたエルサレム教会も
 多くの人々が家から引き出され投獄されていた  しかし救われたパウロに対して恨みの一つもない
3.恨みは復讐に発展しひどい場合は殺人に至る
@人を恨んでいる時点で相手を心の中で殺している
 エサウは騙したヤコブを恨みその恨みは殺意となった  洗礼者ヨハネは逆恨みによって殺された (マル6:19-29)
A恨んで復讐することを神は禁じておられる
 民の人々に恨みを抱いてはならない (レビ19:18)
B神が正しく裁かれることを信じ切る→そして赦しきる
 被害を受けた時正しく裁く神がそこにいて見ておられる  私たちへの命令=人の悪を思うな! (ルカ6:27-30)  私たちも自分に負い目のある人を赦しました (マタ6:12)
むすび.人の悪を数えず恨まない愛に生きていこう!
 恨みの原因は「赦さない」という決断にある→赦す決断  何か恨みに思うことがあれば赦しなさい(マル11:25)  神は恨みを抱かない愛で生きられるようにしてくださる