飼い葉おけで#5、まぶね

2018年12月24日、クリスマス・イブ

クリスマスおめでとうございます!クリスマスの愛と喜びと平和と祝福が皆さんの上にありますように。アーメン。

イエス様がお生まれになった時、母マリアは彼を飼い葉おけの中に寝かせました。飼い葉おけとは何でしょうか、又、どうして大切でしょうか。

飼い葉おけの別の言い方とは「まぶね《ですが、動物の餌を入れる所です。羊や牛や馬や山羊はここに来ますと、草や大麦やともろこしを食べます。馬小屋や動物の小屋や牧場にあります。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったので、マリアは赤ちゃんを飼い葉桶に寝かせました。言い換えますと、ホテルは満室であったのですが、馬小屋に泊まる許しを受けました。そこでイエス様が生まれて,草の上に寝かせました。その草が新鮮できれいでしょう、とにかく、馬小屋の匂いよりいいでしょう、泥とホコリと臭い動物がいるからです。

神の子が馬小屋で生まれるのがふさわしくないと思うでしょうが、実は、ちょうどよい場所です。何故、これが大切か見ましょう。

クリスマスのメッセージ、そのクリスマスの意味とは、この赤ちゃんイエス・キリストによって、全能の神の子は、人間の形を取ってこの地上に住む事になる事です。普通の人として来ました、金持ちや偉い身分や裕福の人の姿ではありませんでした。何故でしょうか。この世のほとんどの人はそのようではないからでしょう。私達の一人になりました。大人になった時の宣教の働きでいろいろの人と出会いました:金持ちと貧乏人、健康と病、幸福と悲しみ、誇り,けんそん、欲張りと気前よさ、正直や十字架のそばの泥棒。私達が経験する事を経験しました:人生の喜びもその悲しみも、痛みも、死ぬ事もです。復活も経験しました、私達は将来いつかそれを経験します。イエス様は罪を犯した事がありませんが、どうして人間が罪を犯すか理解する事が出来ました。誘惑や試みを受けましたが、それに陥いりませんでした。飼い葉おけのスタートがあったので、人間のすべての経験を受けいれました。すべてをご自分の上に取りました、私達の罪までもご自分の上に取りました。ですから、十字架上で死ぬ時、私達の罪を赦す犠牲になりました。彼の復活は私達の新しい生まれの初めでした。

イエス様は飼い葉おけに寝かされました。私達は自分の心をイエス様を寝かせる飼い葉おけにしましょう。私達の家も自分の人生も、イエス様を寝かせる飼い葉おけにしましょう。飼い葉おけとは、神様が私達と共にいるということ。私達の普通のけんそんな人生の中で私達と共にいます。十字架も、神様が私達共にいるシンボルです。私達の痛みや孤独や罪や失敗の中に私達と共にいます。また、空っぽのお墓も、神様が私達共にいるシンボルです。赦しと新しい命を与えます。これすべては神様の愛のしるしで、私達に希望と勇気と平和を与えます。イエス様は生まれて飼い葉おけに寝かされました。私達の心や人生の中にもいます。

クリスマスおめでとうございます!クリスマスの愛と喜びと平和と祝福が皆さんの上にありますように。アーメン。

マイケル・ニアフッド、牧師
沖縄ルーテル教会


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