2023年12月24日、夕方
クリスマス・イブ 蝋燭礼拝
ルカ 2:1-20
クリスマスの話の中には、数人の人物がいます。もしあなたが、その最初のクリスマス、キリストが生まれた時に、あそこにいましたら、その人物の中で、どなたになりたいと思うでしょうか。マリア、ヨセフ、赤ちゃんのイエス様、羊飼い、福音を述べ伝えた天使、又、天国のコラスの天使の一人でしょうか。又、羊の一匹になるか、それとも、皇帝アウグストゥスでしょうか。
今晩、私はストーリの中の人間の一人ではなくて、飼い葉桶になりたいと思います。マリアが赤ちゃんイエス様を寝かせた飼い葉桶です。「マリアは月が満ちて、 初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。《イエス様を私の心に寝かせたい、彼の泊まる場所を作りたいと思います。言い換えますと、イエス様が、私の人生を、ご自分の愛、恵み、喜び、平和と救いで満たしてもらいたいと思います。
イエス様が飼い葉桶に置かれたように、イエス様が他の場所にも置かれました。勝利者のようにエルサレムに入場した時、弟子達はイエス様をロバの上に置かれました。私は良いロバになると思います:私も頑固でゆっくり動くからです。死刑の為にイエス様を十字架に置きました。私は十字架になりたくありません。世の罪の重荷がそこに置かれたからです。しかし、イエス様がその罪を赦す犠牲として死んだ瞬間に、その罪がなくなりました、その重荷がなくなりました。次に、イエス様がお墓に置かれていました。私は、3日目にイエス様が復活した空っぽのお墓になれば楽しいと思います。その時、入り口にあった石をよこにころがします。全世界はイエス様が復活したと見て、世の為に救いが出来たと分かります。
しかし、今晩、私は飼葉桶です。私の心と私の人生にいるイエス様が皆で見えるようにしたいと思います。私の話す言葉の中に、救いの福音の言葉を聞かせたいと思います。あなたもイエス様を信じて、その羊飼い達のように成ってもらいたいと思います。
天使の言葉を聞いて、「急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。 聞いた者は皆、羊飼いたちの話を上思議に思った。《
上思議に思って下さい。驚きなさい。嬉しくなって喜びなさい。クリスマス・イブだからです。イエス様の誕生です。イエス様を自分の心に寝かせて下さい。救いの為に喜ぶ日です。
アーメン。
マイケル・ニアフッド、牧師
沖縄ルーテル教会