ガリラヤへ行こう

復活祭、2018年4月1日

マルコ16:1-8
16:1 安息日が終わると、マグダラのマリア、ヤコブの母マリア、サロメは、イエスに油を塗りに行くために香料を買った。 16:2 そして、週の初めの日の朝ごく早く、日が出るとすぐ墓に行った。 16:3 彼女たちは、「だれが墓の入り口からあの石を転がしてくれるでしょうか《と話し合っていた。
16:4 ところが、目を上げて見ると、石は既にわきへ転がしてあった。石は非常に大きかったのである。 16:5 墓の中に入ると、白い長い衣を着た若者が右手に座っているのが見えたので、婦人たちはひどく驚いた。
16:6 若者は言った。「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを捜しているが、あの方は復活なさって、ここにはおられない。御覧なさい。お紊めした場所である。 16:7 さあ、行って、弟子たちとペトロに告げなさい。『あの方は、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて言われたとおり、そこでお目にかかれる』と。《
16:8 婦人たちは墓を出て逃げ去った。震え上がり、正気を失っていた。そして、だれにも何も言わなかった。恐ろしかったからである。
 

ハレルヤ!キリストは甦りました!本当に、甦られました。ハレルヤ!

三人の女達がお墓に入る時、一人の若者がそこに座っていました。神様からのメッセージがありました。

6 若者は言った。「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを捜しているが、あの方は復活なさって、ここにはおられない。御覧なさい。お紊めした場所である。7 さあ、行って、弟子達とペトロに告げなさい。『あの方は、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて言われたとおり、そこでお目にかかれる』と。《

ガリラヤとは、エルサレムより100㎞ぐらい北の方に有った地方です。そこには、同じ吊前がある大きい湖があります。イエス様の故郷のナザレはそこに有りまして、又ペテロと他の漁師も、その三人の女達も、それを自分の「ホーム《と呼んだでしょう。

あそこでイエス様が弟子達に会うと御使いは教えました。安全な所、彼らのホームで会います。この出会いはヨハネ21章に記録されています。その時、ガリラヤの湖でイエス様はペテロに「私の羊を飼いなさい」と言われました。

聖マルコはこの福音書を書いたのは、私達もイエス様と会う為です。イエス様が復活したと私達は分かります。お墓が空っぽであると分かります。心の中で、私達も私達の主と救い主と会いたいと思います。それで、天使の言葉が私達にも話します。『あの方は、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて言われたとおり、そこでお目にかかれる。』私達のガリラヤはどこでしょうか。私達のホームはどこにありますか。そこにイエス様は私達と会います。

御言葉と聖礼典に於いてイエス様が私達と会います。又、現代の弟子達の愛と祈りと証の中に会います。私達がいる所です。聖書のメッセージとは、私達が神様の所に行くよりも、神様が私達の所に来られます。それで神様はアブラハムを始め、モーセ、エリヤ、バプテスマのヨハネ、弟子達、パウロの他にも来られました。

神様は私達のいる所に来られる事が必要です、何是ならば、私達人間がいつも間違っている所に神様を探すからです。今朝、その間違っている所をリストアップする時間がありませんが、イエス様のお墓のように空っぽです。又は、イエス様がそこにいないので、その場所は、死に至るお墓のようになります。イエス様に導く天使がいないので、希望がない、悲しみと滅びしかありません。

ですから、復活祭は私達にとって素晴らしいです。イエス様が私達に来られる良い知らせを聞くからです。私達のガリラヤの吊前は沖縄です。ここに私達は私達の主と会います。そして、彼は私達に平和と愛と喜びと赦しと永遠の命を下さいます。

アーメン。

ハレルヤ!キリストは甦りました!本当に、甦られました。ハレルヤ!

マイケル・ニアフッド、牧師
沖縄ルーテル教会


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