説教のリスト
２０１９年７月１４日
38一行が歩いて行くうち、イエスはある村にお入りになった。すると、マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。 39彼女にはマリアという姉妹がいた。マリアは主の足もとに座って、その話に聞き入っていた。 40マルタは、いろいろのもてなしのためせわしく立ち働いていたが、そばに近寄って言った。「主よ、わたしの姉妹はわたしだけにもてなしをさせていますが、何ともお思いになりませんか。手伝ってくれるようにおっしゃってください。《
41主はお答えになった。「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。 42しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。《
イエス様はマルタとマリアの家を訪ねました。この話が聖ルカの福音書の中にあるのは、聖霊が私達に何かを教えるからです。私達とイエス様との関係にも、教会の交わりで他のキリスト信者との関係です。教会の中には、マルタやマリヤやイエス様のような人がいます。先ず、私達がどのようにマルタのようであるか話しましょう。
イエス様はマルタの家に行きました。そして、マルタは、ホステスとして、自然に「いろいろの もてなし のために、せわしく立ち働いていた《のです。台所で、自分のゲストの為に忙しかったです。イエス様のメッセジーをゆっくり聞く暇がありませんでした。私達の教会の中にも、多くの働きがあり、多くのマルタのような人がいます。とっても大きい教会でしたら、軍隊のように、案内係りの人や音楽の人達や礼拝後のスナックを準備する人もいます。この働きが良いものですし、大切です。問題になるのは、人がこの働きで忙しくなって、礼拝と賛美や聖書の勉強や説教に参加する事が出来ないことです。なおさらに大きな問題とは、礼拝に参加するよりも、駐車所の案内をしたいと思う人です。その時、信仰の問題となります。私達の教会の中で、もう数年前から何回も聞かれた苦情とは、両親の言葉です。「子供がうるさくて、説教を聞くことができません《と。その人は、マリヤになりたいマルタです。
ある時私達はマリヤのようです。自分の家にゲストとしてイエス様が来られて、興奮したでしょう。イエス様の足元に座って、ストーリの本を聞く子供のようです。イエス様の言葉を熱心に聞きたいと思いました。マリヤのように、教会の一番前の椅子に座る人がいます。耳が遠いので、すべてを聞きたいと思うからです。又、スピーカの近くに座ります。イエス様が来られた時、マリアは興奮しました。私達のゲストの説教者が来る時、又は信者の証をする人が話す時、何を話すか興味があります。どのように福音を話すだろうかと思います。マリアの正反対のような人とは、説教の時に寝たり、本を読んだり、別の事を考えたりします。私は牧師になる前に、多くの説教の時に昼寝をしました。又夢中になりました。聞いても説教がつまらないだろうと思ってしまって、自分に関係がないだろうと思ったからです。それで、違う事を考えて、聖餐式を待ちました。私が本当に思うのは、マリアのようになる事は、聖霊からのギフトである事です。福音を聞きたいと思う事は、聖霊からのギフトです。神のみ言葉の為の乾きです。自分の為の赦しと自分の為の救いの福音、純粋な甘い福音を聞くことに飢える事です。説教を理解する為に、スキルが必要です。聖書や小教理問答書の知識が増えますと、又、人生の経験を重ねたら、どのように神様が自分に語るか悟ります。そして、もし説教や聖書研究の中で、福音を聞く事が出来ない時があれば、自分でそれを加える必要があります。考えて言います、「もし私が今日のメッセジーをしましたら、イエス様の十字架を自分の人生に入るように、あれやこれやを言うでしょう《と。
ある時、私達はイエス様のようです。み言葉を話すのは私達です。律法と福音を話すのは私達です。私達は、説教者であり、教会学校の先生、聖書研究会の参加者、両親、友達、交わり会に参加する人です。神学大学では、説教のクラスがあります。しかし、、皆さんが綺麗に話さなくても良いです。心配しなくても良いです。何故ならば、私達が神のみ言葉を話す時、聖霊は私達と共にいるからです。
イエス様はマリヤとマルタの家に行きましたが、イエス様がホストのようで、彼らが彼のゲストのようでした。マルタはイエス様の為に食べ物を用意するように思いましたが、イエス様は彼女達の為に、神のみ言葉の食事をサーブしました。マリヤは自分の心の皿をいっぱいしました、マルタの食卓からよりも、イエス様の食卓から一番美味しい物を選びました。そのように私がイエス様の言葉を解釈しました。「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。 42しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。《又、荒れ野でイエス様がサタンに話した言葉です、「『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』／と書いてある。《（ﾏﾀｲ4:4）。
ですから、私達は聖書を勉強します。聖書は、私達の魂の為のブッフェです。聖書の中ではいろいろの書き方がありますし、私達の人生のいろいろの時の為に適当なメッセージがあります。又更に、キリスト教会の中には、賛美歌や聖歌や祈りや芸術や愛の技や聖礼典や交わりがあります。バレンスの取れた食事が必要です。詩篇２３篇のように、イエス様は私達の為に食卓を備えます。私達をその宴会に招きます。イエス様の宴会は今の為にや永遠の為にです。
アーメン。
マイケル・ニアフッド、牧師
沖縄ルーテル教会