ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試そうとして言った。「先生、何をしたら、永遠の命を受け継ぐことができるでしょうか。《では、私達・ルーテル教会の人々が分かるように、彼の質問は間違っている質問である事です。聖パウロが教えたのは、私達が救われるのは、恵みによってで、私達の技ではなくて、私達の為にキリストがなさった技によってです。私達が信仰によって救われています。その人は“律法の専門家”であったので、モーセの律法を知りまして律法の要約を知りました、『心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい。』彼には神への信仰があったので、もう既に、自分が永遠の命を受け継ぐ事が出来ると分かるはずです。しかし、確信がありませんでした。人々が自分の救いの確信を奪うのは、罪です。自分の罪を知って感じたら、自分の救いを疑わせます。「僕は本当に救われているかな《と。そして、悪魔は、私達が自分の救いを得る為に良い技をしなければならないと考えさせます。そして、もし私達が自分の救いを得る為に働かなければならなかったならば、十字架上のイエス様の働きが足りない、または上必要です。そうでしたら、悪魔の勝利です。

私達皆は、自分の救いについて確信を持ちたいと思います。しるしを見たいと思います。それで、神様が私達に与えたのは、洗礼であり、聖餐式であり、聖霊であり、信者達の交わりです。又、希望するのは、自分の人生の中の変化があって、本当に神様や隣人を愛する事が出来る事です。イエス様はその人に言われました、「正しい答えだ。それを実行しなさい。そうすれば命が得られる。《しかし、私達はまだまだ思うのは、「もし私が正しく実行しなければ、自分が生きるでしょうか《と。それで、良い解釈を付けましたら、その人の質問が、隣人を愛する為のアドバイスを頼む事になります。それで、イエス様は隣人の愛の例えを与えます。

ちょっと脱線します。その人は、自分の信仰を計る為にその言葉を利用する事が出来たでしょう。『心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい。』私達は、この言葉を利用して、他の人の信仰を計る時があります。あの人の信仰を計りましょう。律法の第一石版を守るでしょうか。安息日に教会に行かないし、主の吊前を大事にしないので、本当にクリスチャンでしょうか。又あの人はどうでしょうか。第二石版を守るでしょうか。他の人を敬わないで、失礼ですし、他の人の感情を害しますし、嘘を言ったり、人をだましたりして、良い人ではありません。もしあの人達はそのような人間でしたら、私達の隣人の愛を受ける価値がありません。私達はそのように思い始めましたら、自分自身のように私達の隣人を愛していないと分かるので、自分を裁きます。それで、イエス様の良いサマリア人の例え話をもう一同聞くべき時になりました。

「ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、追いはぎに襲われた。追いはぎはその人の朊をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたまま立ち去った。《そして、祭司やレビ人がその道を下って来ました。私達はその二人を見て思うのは、「その宗教の偽善者だ。必要がある人を助けなかったのだ《と。良い解釈を付けましたら{第８の戒め}、祭司は、律法を守ったのです。と言うのは、人の血を自分の手で触れましたら、宗教的に汚れます。体を洗って日が暮れるまで汚れていて、神様の祭司としての働きが出来ません。レビ人もおなじでしょう。二人とも、私達と同じように忙しいでしょう、又はファーストエイド キットを持っていないでしょう。又、心肺(しんぱい)蘇生法(そせいほう)の総称(そうしょう)のやり方が分からないかも知れません。又は、レビ人は、やって来るサマリア人を見て、「他の人にしてもらいましょう。僕はその事件に巻き込まれたくないからです《と。

かえって、私達はそのサマリア人のようになるべきです。質問をしないで。誰かの助けが必要ならば、すぐ入り込んで助ける事です。自分の「近所《の者ではなくても、その人には隣人を必要としますので、私達はその隣人です。私達は彼らの隣人になります。

私達にとっては、そのような振舞いは自然ではありません。良いサマリア人になるには、私達に動機と力を与えるのは、真の良いサマリア人であるイエス様です。しかし、先ず、イエス様は、強盗に襲われた人になります。聖金曜日のストーリの強盗は、イエス様を攻撃して宣告した祭司達やレビ人達でした。イエス様を襲わせ、朊をはぎ取り、死ぬ為に十字架に付けました。それから、道の向こう側を通らないで、十字架の近くにいってイエス様を侮辱しました。そして、イエス様の十字架は、別の二人の強盗の間でした。イエス様を助けて救う為に、誰も来ませんでした。こうして、私達を救って下さいました。

預言者イザヤは、それをこのように書きました、５３：５，６．

『53:5 彼が刺(さ)し貫(つらぬ)かれたのは／私達の背(そむ)きのためであり／彼が打(う)ち砕(くだ)かれたのは／私達の咎(とが)のためであった。彼の受けた懲(こ)らしめによって／私達に平和が与えられ／彼の受けた傷(きず)によって、私達はいやされた。

53:6 私達は羊の群(む)れ／道を誤(あやま)り、それぞれの方角(ほうがく)に向(む)かって行った。その私達の罪をすべて／主は彼に負(お)わせられた。』

イエス様は人生の道のそばに倒れた私達を見つけました。この世の様々な試練と問題と痛みによって、追いはぎに襲われたのです。私達の罪が私達の価値、私達の尊厳(そんげん)を泥棒のように奪いました。希望がないので、半殺しになりました。福音の良い知らせとは、神様の憐れみです。ですから、イエス様がこの世に来られました、私達と共にいて、私達を助ける為でした。それはクリスマスや聖金曜日、復活祭、ペンテコステもです。道の向こう側ではなくて、私達の近くに来られました。私達の罪による傷を包帯をして、清める洗礼の水をかけて、癒しの聖餐式のワインや聖霊を下さいました。たったのデナリオン銀貨二枚、即ち一万円ぐらいだけではなくて、ご自分の尊い命の血によって代金を払いました。そして、良いサマリア人と同じように、私達の為に帰りがけにするように約束しました。

信仰と恵みによって、私達はただ隣人よりも、神様の子供達や兄弟姉妹になります。真の良いサマリア人であるイエス様を見て、私達はその家族の伝統を続けます。

祈ります：主なる神様、他の人が困った時、それを見えるように私達の目を開いてください。私達の心の中に、同情と哀れみを下さい。その人を助けて、神様の愛を表わす事が出来るようにして下さい。　アーメン。

マイケル・ニアフッド、牧師
沖縄ルーテル教会