説教のリスト
2020年6月21日
“Fear not, therefore; you are of more value than many sparrows.” Mt. 10:31
「だから、恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。《 マタイ10:31
今日の週報の用紙の写真を見て、今日の与えられた説教のメッセージが分かりました。「恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている《マタイ10:31。「恐れるな。あなたがたの命は、たくさんの雀よりもはるかに価値があります。《「Your life matters.《あなたの命には価値がある。
マタイ10:5a,21-33.
10:5a イエスはこの十二人を派遣するにあたり、次のように命じられた。
10:21 兄弟は兄弟を、父は子を死に追いやり、子は親に反抗して殺すだろう。 10:22 また、わたしの吊のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。一つの町で迫害されたときは、他の町へ逃げて行きなさい。はっきり言っておく。あなたがたがイスラエルの町を回り終わらないうちに、人の子は来る。
10:24 弟子は師にまさるものではなく、僕は主人にまさるものではない。 10:25 弟子は師のように、僕は主人のようになれば、それで十分である。家の主人がベルゼブルと言われるのなら、その家族の者はもっとひどく言われることだろう。《「人々を恐れてはならない。覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはないからである。わたしが暗闇であなたがたに言うことを、明るみで言いなさい。耳打ちされたことを、屋根の上で言い広めなさい。体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。
10:29 二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。なたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。だから、恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。《
10:32 「だから、だれでも人々の前で自分をわたしの仲間であると言い表す者は、わたしも天の父の前で、その人をわたしの仲間であると言い表す。しかし、人々の前でわたしを知らないと言う者は、わたしも天の父の前で、その人を知らないと言う。《
マタイによる福音書１０章に、１２人の弟子達をイスラエルの町々に福音を述べ伝える為に送る前に、イエス様はいろいろのやり方や忠告や勇気の言葉を言われました。簡単なミッションになりません。反対や迫害やゴシップやうそがあります。危険があるとき、弟子達が安全な行動をするように勧めました。「一つの町で迫害されたときは、他の町へ逃げて行きなさい。はっきり言っておく。あなたがたがイスラエルの町を回り終わらないうちに、人の子は来る。《危ない時、弟子達は恐れてはいけません。何故ならば、先ず、敵があなたを殺しても、「魂も体も地獄で滅ぼすこと《が出来ないからです。又、神様にとって、彼らは大切なものであるので、神様は彼らを守るからです。
「10:29 二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。だから、恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。《雀はすごく安いですが、父なる神様にとっては、大切です。神様は雀一羽一羽を愛して関心を持っています。死んで地に落ちる事を神様が知ります。死ぬ事を許します。（その時、神様が一つの涙を落とすでしょうかと私は思います。）弟子達のためにも関心を持っています。「なたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている《ことほどです。この神様の感心と愛を述べ伝える為にイエス様は弟子達を送りました。すべての人々が救い主としてイエス様を知って、信じて、告白するようにと、イエス様が願います。
私達の価値がたくさんの雀よりもはるかにまさっているのです。命には価値があります。Life matters. Black lives matter. 黒人の命には価値がある。この沖縄の島で、事件が起こるたびにゲート前で、Okinawan lives matter沖縄の人には価値がある《のようにとデモの人達が言います。
聖書の中では、命が大切です。創世記１章と２章を読みますと、死ぬ事が上自然のようです。すべての創造物は、生きて、増やして、調和を持って永遠に生きるはずです。しかし、罪と死が来ました。旧約聖書には犠牲があります。その目的は、罪の赦しによって命を救う事です。死ぬ羊の血が命を与えます。それは、神様の目の中では、命の価値、大切さを表わします。
罪深い人間は、他の人を愛する事を神様のようには出来ません。プライドや恐れや欲張りや競争や争いがあります。それで、偏見と迫害といじめになります。それで、殺人もあります。
このような自己中心には、自分、僕だけに価値があり、Only I matter. 他の人には価値がないので関心がありません。それで、そんけいや憐れみ、忍耐、赦しがありません。愛がありません。
私達クリスチャンがいつも愛について話します。「主なるあなたの神を愛しなさい。《｢自分自身のように隣人を愛しなさい。｣隣の人を愛しますので、「Black lives matter《と言えるし、デモに参加して、声と歌を高くして、新しい法律を作る事が出来ます。しかし、人間の心をどのように変える事が出来るでしょうか。それは、聖霊だけが出来る働きです。
隣人を愛する事が出来る前に、先ず、神様があなたの隣人を愛していると理解しなければなりません。その隣人をとっても愛してくださったので、その隣人を救う為に、独り子イエス・キリストを送って、その隣人の為にイエス様は死んで下さいましたのです。それほど、神様はこの世を愛します。ヨハネ３：１６、「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。《｢世｣と言う言葉は、すべての人々を含みます。すべての人種、国籍、すべての社会的や経済的な地位、すべての頭や体や心の状態の人々です。神様は、私達が嫌い、私達が信頼しない人々でさえも愛します。私達はある人を恐れますが、神様はその人をも愛します。この世の罪人を愛します。神様を知らない、神様を信じない人がいます。神様はその人々をも愛します。小さい雀をも大きいワシをも愛します。すべての人々を愛します。すべての人々には価値がありますので、彼らの為に死んで下さいました。They matter.かれらの命は大切です。
神様にとっては、Black lives matter. ですから私達もそれを思います。恐れと上信を超える事が出来るのは、神様の愛だけです。ですから、私達に希望があります。それは私の祈りです。
アーメン。
マイケル・ニアフッド、牧師
沖縄ルーテル教会