エフェソ 6:10–20、マルコ 7:14–23

エフェソ6:10-20 6:10 最後に言う。主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい。6:11 悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。6:12 わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。6:13 だから、邪悪な日によく抵抗し、すべてを成し遂げて、しっかりと立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。6:14 立って、真理を帯として腰に締め、正義を胸当てとして着け、6:15 平和の福音を告げる準備を履物としなさい。6:16 なおその上に、信仰を盾として取りなさい。それによって、悪い者の放つ火の矢をことごとく消すことができるのです。6:17 また、救いを兜としてかぶり、霊の剣、すなわち神の言葉を取りなさい。6:18 どのような時にも、“霊”に助けられて祈り、願い求め、すべての聖なる者たちのために、絶えず目を覚まして根気よく祈り続けなさい。6:19 また、わたしが適切な言葉を用いて話し、福音の神秘を大胆に示すことができるように、わたしのためにも祈ってください。6:20 わたしはこの福音の使者として鎖につながれていますが、それでも、語るべきことは大胆に話せるように、祈ってください。

マルコ7:14–23 7:14 それから、イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた。「皆、わたしの言うことを聞いて悟りなさい。 7:15 外から人の体に入るもので人を汚すことができるものは何もなく、人の中から出て来るものが、人を汚すのである。《7:16 ＊聞く耳のある者は聞きなさい。7:17 イエスが群衆と別れて家に入られると、弟子たちはこのたとえについて尋ねた。7:18 イエスは言われた。「あなたがたも、そんなに物分かりが悪いのか。すべて外から人の体に入るものは、人を汚すことができないことが分からないのか。7:19 それは人の心の中に入るのではなく、腹の中に入り、そして外に出される。こうして、すべての食べ物は清められる。《7:20 更に、次のように言われた。「人から出て来るものこそ、人を汚す。7:21 中から、つまり人間の心から、悪い思いが出て来るからである。みだらな行い、盗み、殺意、 7:22 姦淫、貪欲、悪意、詐欺、好色、ねたみ、悪口、傲慢、無分別など、7:23 これらの悪はみな中から出て来て、人を汚すのである。《

プロテクションは必要です。この世は危ないからです。泥棒がいるので、ドーアのカギをかきます。沖縄の夏の太陽は強いので帽子や日焼け止めを身につけます。警察を初め、自衛隊や消防士もいます。交通ルールは私達を危険な運転手から守ります。十戒も私達を守ります。マルチンルターの本を読みました。それに、「殺してはいけない《という戒めは、他の人が私に害や痛みをしないように書かれています。また、私が他の人の物を盗まないようにだけではなくて、他の人が私の物をぬすまないようにと。私達は神様の守りの為に祈ります、「試み会わせず、悪より救い出したまえ《と。

多くの悪があります。例えば、悪い人間、病気、戦争、自然の災いなどです。このようなものから守りがありますように祈ります。聖パウロは、自分自身でこのようなひどいものを知りました。このエフェソの教会への手紙を書く時、自分は牢屋(ろうや)に入られていました。自分の事でこのように書きました、「6:20 私はこの福音の使者として鎖につながれています《と。それなのに、それより心配させる多くのもっとひどいものがあると分かりました。悪魔がいます。それでエフェソ6:10-13を書きました。

「6:10 最後に言う。主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい。11 悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。12 わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。13 だから、邪悪な日によく抵抗し、すべてを成し遂げて、しっかりと立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。《

この神の武器には：真理を帯、正義を胸当、平和の福音を告げる準備の履物、信仰を盾、救いの兜、神の言葉である霊の剣があります。

この武器は私達の信仰を守ります。私達は戦っていません。神様は、私達を悪魔から守って下さいます。

イエス様の時代に、ユダヤ人達は、信仰を守る為に多くの規定を守る方法であると思いました。一つの規定は、ある食べ物を食べてはいけない事でした。

イエス様はすべての食べ物が食べても良いと弟子達に教えました。私達を罪人にするのは、体に入って来る物ではなくて、心から出て行くものです。このように言われました、マルコ7:20-23。

「7:20 更に、次のように言われた。「人から出て来るものこそ、人を汚す。7:21 中から、つまり人間の心から、悪い思いが出て来るからである。みだらな行い、盗み、殺意、7:22 姦淫、貪欲、悪意、詐欺、好色、ねたみ、悪口、傲慢、無分別など、7:23 これらの悪はみな中から出て来て、人を汚すのである。《 《

それで、守るべきなのは、すべての悪の源である私達の心です、私達の思いです。この時聖パウロが話す神の武器が大切です。

守りの為に私達はイエス様に見ます。イエス様は、私達の為に悪魔と戦った時、イエス様にはどの武器にもありませんでした。手には剣がなかったのは、釘が有ったからです。武器がない事の上に、自分の洋朊でさえも兵士に取られました。父なる神様も彼を見捨てたようでした。しかし、このような驚くべきな方法で、イエス様は私達の罪を赦しました。悪魔の武器は私達の罪です。私達を殺す事が出来る罪の武器が悪魔から取りました。罪や疑いがあれば、私達はその戦いにあきらめるかもしれません。

イエス様はその戦いを勝ちました。３日目に甦りました。イエス様は勝利者でした。私達を守る為に、いつまでも、世の終わりまでに、私達と共にいるように約束しました。それは私達の確かなプロテクションです。

アーメン。

マイケル・ニアフッド、牧師
沖縄ルーテル教会