説教の要約:2015年9月
 
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第一主日聖餐式礼拝:2015年9月6日
 
説教者 加藤信治師
 
今週の聖句
「キリスト・イエスにあるいのちの御霊の法則は、罪と死との法則からあなたを解放したからである。律法が肉により無力になっているためになし得なかった事を、神はなし遂げて下さった。」(ローマ8:2,3)
 
題「罪と死から命の御霊の法則へ」(ローマ8:1ー11)
旧契約 モーセの律法。
「わたしは聖なる者であるから、あなたがたは聖なる者とならなければならない」(レビ11:45) 
「もしあなたがたが、まことにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るならば、あなたがたはすべての民にまさって、わたしの宝となるであろう。全地はわたしの所有だからである。」(出エジプト19:5)
しかし民は律法を完全に行うことはできず、荒野の旅を通して訓練を受けた。パウロはローマ7章において、律法は聖かつ善なるものであるが、それが示される時、律法によって自分が死ぬ体験をしている。しようと思う善はしないで、欲しない悪を行ってしまう矛盾に苦しむ。
キリストはその肉を滅ぼすために、来られた。キリストは肉において、罪を罰した。キリストが十字架に付けられ、死なれた時に、私たちも共に死んだ(6:11)。キリストが甦らされる時、私たちも共に生かされた(6:11)。私たちの肉が律法に従い得ない(8:7)。キリストと共に死んで律法に死に罪は裁かれる。そして神に生きるために甦らされる。体は罪ゆえに死んでいても、キリストが私の内におられて、霊は義とされ、生かされる(8:10)。
霊によって体の働きを殺すなら、生きる(8:13)。神の霊に導かれる者は神の子である(8:14)。子たる身分を授ける霊を受けた(8:15)。
 
 
 
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第二主日礼拝:2015年9月13日
 
説教者 加藤信治師
 
今週の聖句
「そのとき、雲は会見の天幕をおおい、主の栄光が幕屋に満ちた。モーセは会見の幕屋に、はいることができなかった。雲がその上にとどまり、主の栄光が幕屋に満ちていたからである。」(出エジプト40:34,35)
 
題「幕屋建設と主の栄光の顕現」(出エジプト40:34,35)
 幕屋は主なる神がイスラエルの中に住む所であり、会見の場であり、臨在を示す場所であった。(出エジプト25:8、29:45,46)
天にある本物の聖所、すなわち天国の地上における模型(影)である(ヘブル9:23〜24)。また、イエス・キリストご自身の型である。幕屋内の多くの器具もキリストの型である。「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた(=幕屋を張られた)。」(ヨハネ1:14)
礼拝者は東の門からしか入れない。(ヨハネ10:9)
大庭
祭壇
いけにえの動物の血を注ぎ、焼いた。祭司は毎日いけにえを捧げた。大祭司、祭司、礼拝者はいけにえを捧げ、天幕に入らなければならなかった。動物に手を置き、血が流され、肉が焼かれ、贖われて礼拝が許された。
洗盤
幕屋に仕える祭司たちは水で身を清めて、聖なる衣を着て奉仕に就いた。
聖所の入り口の幕
祭司たちは身を聖別して、この入り口から入り、務めをした。一般の人は入れなかった。主イエスの肉体なる幕を通りはばかることなく聖所に入ることができる。(ヘブル10:19,20)
〔聖所〕
パンの机
イスラエルの12部族を表すパンが供えられていた。イエスはご自身を天から下ってきた命のパンと言われた。(ヨハネ6:35,48-51)
燭台
純金の燭台。幕屋内は窓がなく、光りはこの燭台の明かりによった。純粋なオリーブ油が用いられ、灯し続けた。油は聖霊を象徴する。イエスは、わたしは世の光りであると言われ(ヨハネ8:12)、弟子たちを世の光りであり、光を輝かせよ、と言われた(マタイ5:14)。
香壇
香りの高い香が毎朝晩、焚かれた。とりなしの祈り。ヨハネ17:9,ヘブル4:14-16,Tヨハネ2:1
垂れ幕
聖所と至聖所を仕切る垂れ幕。神の臨在の象徴であるケルビムが美しく織り出されていた。主イエスが十字架上で息を引き取られた時、神殿でこの仕切りの幕が上から下に真っ二つに裂け、仕切りが取り除かれた。(マタイ27:51,ヘブル6:19-20,10:20)
〔至聖所〕
契約の箱
十戒の刻まれた石の板、マナの入った金のつぼ、芽を出したアロンの杖が入っていた。
贖いのふた
契約の箱の上の二つの金のケルビムの間から主はモーセに語られた。年に一度、大祭司のみが至聖所に入り、ふたに血を塗り、民のために贖いをした。(ヘブル9:12,10:19)
  幕屋はイエス・キリストの型であり、キリストのご性質や働き、私たちと神との関わりを造られる。贖い主、神と人との仲介者、天からの命のパン、神の言葉、天国の門である。
インマヌエル、”神われらと共にいます”ことを実現する方(マタイ1:23、18:20,28:20)、父と子が一つであるように、キリストにあって神と一つにされ(ヨハネ17:21)、また信者を一つに結び合わされる方(17:22)、天の門を開く方(ヨハネ黙3:7)、食を共にされる方(3:20)である。
 
 
 
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第三主日礼拝:2015年9月20日
 
説教者 加藤信治師
 
今週の聖句
するとイエスは彼らに言われた、『なぜこわがるのか、信仰の薄い者たちよ』。それから起きあがって、風と海とをおしかりになると、大なぎになった。」(マタイ8:26)
 
題「自然をも従わせ 信仰を求める方」(マタイ8:23-27)
 弟子たちは荒れ狂う風や波に船が煽られ揺すぶられて、またざぶざぶと入り込んでくる水に恐れをなし、主イエスに必死で助けを求めた。イエスは眠っておられた。イエスは起き上がり、風と波を叱ると、大なぎになった。
1)なぜ恐がるのか、信仰の薄い者たち、と言われた。信仰が薄いと訳されている言葉は、もとは小さいを意味する言葉。波風、置かれている状況が大きく見え、イエス・キリストが、神が小さく見える。苦しみの、死の恐れに支配されていく。しかし主イエスに目を注ぎ、その方を大きく見ていくことが求められる。主イエスは父なる神の御手の中で安息して眠っておられた。
2)波風を叱られると大なぎになった。
@主イエスは弟子たちの求めに応えて起き上がり、波風を叱りつけられた。願いを退けられる方ではなく、応えて下さる。
Aまた一方で、弟子たちが信仰に立ち、成長し、訓練されることを求めておられる。
 
 
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第四主日礼拝:2015年9月27日
 
説教者 加藤信治師
 
今週の聖句
「もしその供え物が牛の燔祭であるならば、雄牛の全きものをささげなければならない。会見の幕屋の入口で、主の前に受け入れられるように、これをささげなければならない。彼はその燔祭の獣の頭に手を置かなければならない。そうすれば受け入れられて、彼のためにあがないとなるであろう。」(レビ1:3、4)
 
題「全き明け渡しを求める主」(レビ1:1-16)
レビ記第1章
燔祭(口語訳)、全焼のいけにえ(新改訳)、焼き尽くす献げ物(新共同訳)、
1)燔祭、全焼のいけにえ
レビ記、民数記以外の旧約聖書で、素祭、穀物の献げ物を含めて、いけにえについての言及は250回。そのうち、全焼のいけにえは、140回以上、和解のいけにえが30回を超えない、全焼のいけにえがいけにえの全体の根底をなすもの。
燔祭、全焼のいけにえは、いけにえのすべての部分を祭壇で焼くことにある。他のいけにえは祭司の取り分があったり、宿営の外の灰捨て場で焼却されたりする部分があるが、これは焼き尽くされる。
全焼のいけにえの奉献は、イスラエルが個人であれ、全体であれ、神に聖別された神の契約の民であることを表している。民の側からは献身を表さなければならない。イスラエルが神の聖別された「宝の民」、「祭司の王国、聖なる国民」(出エジプト19:5,6)であることを日ごと自覚して生きることを求められる。
2)いけにえの奉献
奉献者自身が、一般には自分の育てた家畜の頭に手を置き、自分の手で屠った。その家畜が自分の代わりに受け入れられるため(1:4)。「彼の贖いとなる」(1:4)。罪の告白を伴う。奉献者の霊的性質、罪汚れがいけにえに委ねられることを象徴していた。血が祭壇の周囲に注ぎかけられた。このいけにえが、奉献者自身の死、あるいは自分の命をささげることを意味する身代わりの死であるということを覚えなければならない。預言者はそれが形式的になったことを告発した。詩篇40:6,7。51:16,17。
 
 
 
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第五主日礼拝:2015年月日
 
説教者 加藤信治師
 
今週の聖句
 
 
 
 
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