神様の計画

しかし今、ゼルバベルよ、強くあれ。──主のことば──エホツァダクの子、大祭司ヨシュアよ、強くあれ。この国のすべての民よ、強くあれ。──主のことば──仕事に取りかかれ。わたしがあなたがたとともにいるからだ。──万軍の主のことば──
ハガイ2:4

ハガイ書を開きました。ハガイ書は2章だけの短い書物です。神様が預言者ハガイを通して、バビロン捕囚後、エルサレムに帰還した民に向けて語られたことが記されています。586BC、南ユダ王国はバビロニアに敗れ、強制移住させられます。その後、バビロニアは衰退し、ペルシャの王クロス(キュロス2世)がバビロニアを征服します。クロス王はユダヤ人たちに寛大な処置を施し、537BCにエルサレムへの帰還を許可します。ユダの人々はバビロン捕囚が終わり、自分たちの国へ帰る事ができました。このあたりのお話についてはエズラ記に詳細が記されています。

ユダの人々は、廃墟となってしまったエルサレムの町の再建に取り掛かります。自分たちの住む家と、神様の家である神殿の再建を始めました。そして神殿の基礎部分が出来上がった時、かつてのエルサレムの栄光を覚えていた人々は喜びと悲しみの涙を流したと記録されています。エルサレムに帰った人々はその後も精力的に町と神殿の再建に努めますが、周辺諸国がこれを良く思わず、度重なる妨害をしました。神殿再建を指示していたクロス王も亡くなり、いつしか神殿の再建は中途半端なまま終わってしまいました。

これに対して、神様はハガイを通してエルサレムの民を奮い立たせているのです。中断されている神殿の建設を再び開始するようにと神様は語ります。この時のイスラエルの人々の気持ちを考えてみたいと思います。度重なる妨害、困難に会うと、私たちは意気消沈してしまいます。神様の計画によって始められた働きも、妨害に会うと、それが本当に神様の御心であるのか分からなくなってしまいます。そんな時、神様は確かな証拠を与えて下さいます。「今がその時だ。恐れるな。わたしがあなたと共にいる」と語って下さいます。あるいは、イスラエルの人々は、神様の計画で始めたかもしれませんが、いつしか神様から目を離してしまって、計画案の遂行だけを求めていたかもしれません。神様の計画は、神様が推し進めるのであり、人間の力によるのではありません。クロス王の時に中断された工事が再開されるまでには、15年ほどの歳月がかかりました。その間は、ユダの人々にとっても自分たちの信仰を再考させられる期間だったのかもしれません。

神様は、神殿を再開する人々を励ましています。「強くあれ。」と繰り返し、「わたしがあなたがたとともにいる」と語ります。すべての金も銀も神様のものであると語ります。エズラ記5-6章によれば、神殿建設を再開した民に対して、周辺諸国は再び妨害を始めます。しかし、神様が働いておられました。神様はダレイオス王がユダの民の神殿建設を支持するように働きかけました。周辺諸国はダレイオス王に神殿建設を止めさせるように求めますが、逆にダレイオス王は周辺諸国が神殿建設を手伝うようにと指示するのです。まさに他国の金も銀も神様のものということを神様は証明されました。ユダの人々は勇気づけられ、神殿は完成します。神様が計画されることはすべて、成し遂げられます。人間の目からはまだその時ではないのではないか、実現不可能ではないかと思えるような状況であっても、神様に不可能はありません。そして神様はいつも私たちに最善をなして下さいます。ですから、私たちは神様の御心をいつも探り求めていたいと思います。

お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • キャンドルサービス、クリスマス礼拝・愛餐会・祝会のために
  • 元旦礼拝、教団新年聖会のために
  • 青梅教会のために