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祈祷会メッセージとお祈りの課題

聖なる神さまとの交わり 5月6日祈祷会

各ご家庭での祈祷会に感謝します。どうぞ教会のこと、皆様のこと等覚えてお祈り下さい。皆様の祈祷会が祝されますようにお祈りしております。

賛美 讃美歌66 聖なる 聖なる 聖なるかな

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お祈り

  • 週の前半の歩みが守られたことの感謝。
  • 祈祷会を持てる感謝と、お祈りを導いて頂けますように。
  • 同じように家庭で祈祷会を守っておられる皆様のために。

賛美 新聖歌264 われ贖われて

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聖書

あなたは、わたしのために土の祭壇を造りなさい。その上に、あなたの全焼のささげ物と交わりのいけにえとして、羊と牛を献げなさい。わたしが自分の名を覚えられるようにするすべての場所で、わたしはあなたに臨み、あなたを祝福する。
出エジプト20:24

メッセージ

形のないもの、目に見えないものを表現するのは難しいことです。抽象画家の作品は、とてもユニークで不思議です。絵心の無い私には説明されても分からなかったりします。出エジプト記19~20章は、神様とイスラエルの民が契約を結ぶ場面です。神様はイスラエルの民を奴隷の状態から救って下さいました。その時、神様がファラオに語っていた言葉を思い出して頂きたいと思います。神様はただイスラエルの民を解放せよと言っただけでなく、神様の民とし、神様を礼拝させよと言ったのです。神様はイスラエルの民と契約を結び、今後ずっと関係を持ち続けたいと願っているのです。ただ奴隷の状態だとかわいそうだから、解放して、では「さようなら。お元気で。」という訳ではないのです。まさにこの出エジプト19~20章のために、神様はイスラエルの民を解放されたと言ってもいいかもしれません。

出エジプト20章には十戒と呼ばれる有名な律法が記されています。十戒の一番最初の戒めは、「あなたには、わたし以外に、ほかの神々があってはならない。(20:3)」という戒めです。聖書は真の神様以外に、他の神々はいないと語ります。エジプトで神々として祀られていた神々は、みな真の神様の前に敗れ去りました。そして十戒の二つ目には、「あなたは自分のために偶像を造ってはならない。(20:4)」とあります。人間は自分よりも大きなもの、自然を前にすると、なにか畏怖の念を感じます。それは真の神様への礼拝の心にもつながりますが、逆に他の偶像を生み出す原因にもなります。真の神様は目に見えるお方ではなく、またこの世界のどのようなものとも違うお方であるので、私たちはその全体像、お姿を思い描くことは出来ません。ですからなおさら、自分の信じている神様を思い描こうとするときに、それらはしばしば偶像化してしまうのかもしれません。神様は捉えどころのないお方です。そのことを心しておかなければなりません。

神様は偶像を造ってはならないと教えられました。しかし20:24では祭壇を造るようにと教えられています。これは「祭壇であれば拝んでも良い」という事ではありません。現代に合わせて言えば、「教会堂であれば拝んでも良い」「十字架であれば拝んでも良い」という意味ではありません。それらは神様を象徴しているものに過ぎず、神様ではありません。祭壇を建てるということは、そこで捧げ物をするという事です。神様と交わりを持つという事です。神様は19~20章でしきりにイスラエルの民に近づくなと言いますが、交わりを断てということではないのです。イスラエルの民は、神様を聖なるお方として敬い、恐れ、交わりをもつのです。また神様はイスラエルの民をその愛すべき存在として、尊厳をたもち、祝福を与えるのです。このような関係が続くようにと神様は願っています。祭壇はこの神様とイスラエルの民の関係を表す興味深い象徴です。祭壇は土を盛っただけの祭壇か、石を置いただけの祭壇です。20:25では彫刻するなと神様は仰います。彫刻すると、民はその祭壇を何かとてもありがたいもののように思ってしまうからです。祭壇はあくまでも神様と交わりを持つための道具にすぎないのです。

私たちもこの真の神様と交わりを持ちたいと思います。聖なる恐ろしいお方であり、決して理解できることの無い、とらえどころのないお方であり、しかしとても愛に満ち、祝福を与えて下さるお方です。祭壇ではなく、会堂でもなく、十字架の置物でもなく、日々、この神様と交わりを持って行きたいと思います。

 

お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • 新型肺炎で苦しんでいる方々のために。また困難の中、神様にあって助け合う事ができるように。
  • オンライン開催の代議員総会、合同宣教祈祷会ため。
  • なかなか実施が難しい各教会の子ども伝道、中高生、青年伝道のため。
  • 守谷教会のために

賛美 新聖歌390 真実全き心もて

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主の祈り

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに合わせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

アーメン。

(出典:新聖歌)