カテゴリー
祈祷会メッセージとお祈りの課題

2020年9月30日 静まりの祈祷会

各ご家庭での祈祷会に感謝します。どうぞ教会のこと、皆様のこと等覚えてお祈り下さい。皆様の祈祷会が祝されますようにお祈りしております。

賛美 新聖歌190 静けき祈りの

動画をアップロードしてくださっている方に感謝します。

お祈り

  • 週の前半の歩みが守られたことの感謝。
  • 祈祷会を持てる感謝と、お祈りを導いて頂けますように。
  • 同じように家庭で祈祷会を守っておられる皆様のために。

静まりの祈祷会

今日は月末の祈祷会なので、静まりの祈祷会です。心をしずめて主の御言葉をゆっくりと味わいましょう。

  • リラックスして座ります。
  • 呼吸をゆっくり整えましょう。
  • 息を吸う時に「神様。お語り下さい。」というイメージを持ち、息を吐く時に「神様。お委ねします。」というイメージを持ちます。
  • 今は神様に集中し、他の思いが出てきたら、吐く息と共に神様にお委ねしましょう。

招きの言葉

10 二十四人の長老たちは、御座に着いておられる方の前にひれ伏して、世々限りなく生きておられる方を礼拝した。また、自分たちの冠を御座の前に投げ出して言った。

11 「主よ、私たちの神よ。あなたこそ栄光と誉れと力を受けるにふさわしい方。あなたが万物を創造されました。みこころのゆえに、それらは存在し、
また創造されたのです。」

ヨハネの黙示録4:10-11 (新改訳2017)

聖書の言葉

ゆっくりと3回、読みましょう。

ヨハネの黙示録5:1-14 (新改訳2017)

1 また私は、御座に着いておられる方の右の手に巻物を見た。それは内側にも外側にも字が書かれていて、七つの封印で封じられていた。

2 また私は、一人の強い御使いが「巻物を開き、封印を解くのにふさわしい者はだれか」と大声で告げているのを見た。

3 しかし、天でも地でも地の下でも、だれ一人その巻物を開くことのできる者、見ることのできる者はいなかった。

4 私は激しく泣いた。その巻物を開くにも、見るにも、ふさわしい者がだれも見つからなかったからである。

5 すると、長老の一人が私に言った。「泣いてはいけません。ご覧なさい。ユダ族から出た獅子、ダビデの根が勝利したので、彼がその巻物を開き、七つの封印を解くことができます。」

6 また私は、御座と四つの生き物の真ん中、長老たちの真ん中に、屠られた姿で子羊が立っているのを見た。それは七つの角と七つの目を持っていた。その目は、全地に遣わされた神の七つの御霊であった。

7 子羊は来て、御座に着いておられる方の右の手から巻物を受け取った。

8 巻物を受け取ったとき、四つの生き物と二十四人の長老たちは子羊の前にひれ伏した。彼らはそれぞれ、竪琴と、香に満ちた金の鉢を持っていた。香は聖徒たちの祈りであった。

9 彼らは新しい歌を歌った。「あなたは、巻物を受け取り、封印を解くのにふさわしい方です。あなたは屠られて、すべての部族、言語、民族、国民の中から、
あなたの血によって人々を神のために贖い、

10 私たちの神のために、彼らを王国とし、祭司とされました。彼らは地を治めるのです。」

11 また私は見た。そして御座と生き物と長老たちの周りに、多くの御使いたちの声を聞いた。その数は万の数万倍、千の数千倍であった。

12 彼らは大声で言った。「屠られた子羊は、力と富と知恵と勢いと誉れと栄光と賛美を受けるにふさわしい方です。」

13 また私は、天と地と地の下と海にいるすべての造られたもの、それらの中にあるすべてのものがこう言うのを聞いた。「御座に着いておられる方と子羊に、
賛美と誉れと栄光と力が世々限りなくあるように。」

14 すると、四つの生き物は「アーメン」と言い、長老たちはひれ伏して礼拝した。

黙想

  • 御言葉について思い巡らしましょう。
  • 心に留まった御言葉、思い巡らしたことを短くメモしておきましょう。
  • 思い巡らしたことについてお祈りしましょう。
  • 今は、御言葉から離れないようにお祈りしましょう。

賛美 新聖歌174 ほむべきかな 主の御恵み

動画をアップロードしてくださっている方に感謝します。

お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • 新型肺炎で苦しんでいる方々のために。また困難の中、神様にあって助け合う事ができるように。
  • 今後の礼拝、祈祷会の導きのため。主の最善が成されるように
  • みずほ台教会のために

主の祈り

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに合わせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

アーメン。

(出典:新聖歌)

カテゴリー
礼拝

2020年9月27日 礼拝

家庭での日曜礼拝について

各家庭での日曜礼拝のご協力ありがとうございます。礼拝のプログラムを記します。皆さんの礼拝が祝されたものとなりますよう、お祈りしています。

礼拝の動画配信

上のリンクからFacebookライブ配信、録画の視聴もできます。配信は礼拝開始5分前から行っています。回線の都合で途中で切れてしまう可能性もあります。その際は、下の礼拝プログラムを参照してください。

賛美 新聖歌172 望みも消え行くまでに

新聖歌が無い場合は、他の賛美歌でも構いません。いつくしみ深きや、おどろくばかりの等、歌える賛美歌を歌いましょう。

動画をアップロードして下さっている方に感謝です。

お祈り

礼拝を始めるにあたり、神様の導きをお祈りしましょう。お祈りして頂きたい事柄は、

  • 1週間守られたことの感謝
  • 礼拝が持てる感謝
  • 神様がこの礼拝にご臨在くださるように
  • 他の家庭で持たれている兄姉の礼拝にも祝福があるように
  • 今日も聖書を通して御言葉が与えられるように

主の祈り

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに合わせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

アーメン。

(出典:新聖歌)

賛美 新聖歌359 罪深きこの身を

動画をアップして下さっている方に感謝します。

使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり。かしこより来たりて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。

我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、永遠の生命を信ず。

アーメン。

(出典:新聖歌)

聖書 新約聖書 ヨハネの福音書12:23-26

23 すると、イエスは彼らに答えられた。「人の子が栄光を受ける時が来ました。

24 まことに、まことに、あなたがたに言います。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままです。しかし、死ぬなら、豊かな実を結びます。

25 自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世で自分のいのちを憎む者は、それを保って永遠のいのちに至ります。

26 わたしに仕えるというのなら、その人はわたしについて来なさい。わたしがいるところに、わたしに仕える者もいることになります。わたしに仕えるなら、父はその人を重んじてくださいます。」

説教

賛美 新聖歌282 見ゆるところによらず

動画をアップロードして下さっている方に感謝です。

お祈り

礼拝を閉じるにあたり、お祈りしましょう。お祈りして頂きたい事柄は

  • 御言葉への応答
  • 礼拝を持てた感謝
  • 新しい1週間の導きと、神様の導きに従うことができるように
  • 他の兄姉の祝福のために
  • 病や困難の中にある方々へのいやしと平安のために
  • 次週の礼拝のために

頌栄 新聖歌62 天つみ民も

動画をアップロードして下さっている方に感謝です。

『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』

民数記6:24-26

主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてとともにありますように。

IIコリント13:13

カテゴリー
祈祷会メッセージとお祈りの課題

力と愛の神を信じ 2020年9月23日 祈祷会

各ご家庭での祈祷会に感謝します。どうぞ教会のこと、皆様のこと等覚えてお祈り下さい。皆様の祈祷会が祝されますようにお祈りしております。

賛美 新聖歌9 力の主を

動画をアップロードして下さっている方に感謝です。

お祈り

  • 週の前半の歩みが守られたことの感謝。
  • 祈祷会を持てる感謝と、お祈りを導いて頂けますように。
  • 同じように家庭で祈祷会を守っておられる皆様のために。

賛美 新聖歌209 慈しみ深き

動画をアップロードして下さっている方に感謝します。

聖書

あなたがたの神、主は神の神、主の主、偉大で力があり、恐ろしい神。えこひいきをせず、賄賂を取らず、みなしごや、やもめのためにさばきを行い、寄留者を愛して、これに食物と衣服を与えられる。

申命記10:17-18

メッセージ

聖書通読は申命記に入りました。申命記の背景を少し説明します。エジプトを脱出したイスラエルの民は荒野への旅を終え、カナンの地へ入ろうとしていました。申命記1:3によりますとエジプト脱出から40年目11月1日となっています。荒野での40年のうちにイスラエルの民は世代交代しました。そこでモーセはカナンの地を前に、イスラエルの民に神様のみおしえの再確認を行う事にしました(1:5参照)。書名の「申命記」とは再び律法を確認することという意味です。申命記はほぼ全編が、モーセの説教になります。モーセはこの後カナンへ向かうイスラエルの民から分かれてネボ山で息を引き取ります。ですから申命記はモーセの最後のお別れの説教ということになります。

申命記はそのスタイルが宗主契約の契約分のスタイルによく似ていると言われます。宗主契約とは当時の世界で広まっていた契約のスタイルですが、その契約文には歴史の振り返り、律法、祝福とのろいが記されます。申命記にも歴史、律法、祝福とのろいが記されています。まず、これまでの神様とイスラエルの民の歩んできた歴史が語られています。その後、イスラエルの民が守るべき神様からの律法が記されています。そしてイスラエルの民が律法を守り行うなら、神様から与えられる祝福が記され、守り行わないのであればイスラエルの民が被る呪いが記されています。申命記前半には書全体の要約と歴史がおもに語られています。5章には十戒があり、6章には特に有名なシェマと呼ばれる「聞け、イスラエルよ。」から始まる言葉があります。

申命記10:12-13には「イスラエルよ。今、あなたの神、主が、あなたに求めておられることは何か。それは、ただあなたの神、主を恐れ、主のすべての道に歩み、主を愛し、心を尽くし、いのちを尽くしてあなたの神、主に仕え、あなたの幸せのために私が今日あなたに命じる、主の命令と掟を守ることである。」と、神様を愛し、神様に従うようにという勧めがなされています。これは申命記全体を通して貫かれている教えになります。モーセが申命記の中で歴史を振り返るのは、なぜ神様に愛し、神様に従うべきなのかを説明するためです。神様を知らない民により深く神様を知ってもらい、その上で神様を愛する事ができるようにです。神様はエジプトで奴隷であったイスラエル人たちを救われました。今、自由があり、自分たちの土地カナンが与えられようとしているのは、神様の恵みによるのです。神様は神の神、主の主、偉大で力があり、恐ろしい神です。神様に立ちはだかる事ができる人はいません。神様は全てに対して必ず勝利されます。またそのような超越的な力をお持ちでありながら、弱い者を愛し、あわれみ、助けて下さる愛のお方です。すべての人がお互いに思いやり、平和に過ごせることを願っておられます。イスラエルの民も、イスラエルの民に何か優れた点があったから救われたのではなく、ただ神様の恵みとあわれみによるのです。このように神様には力があり、愛のお方であるがゆえに、神様に信じ従うことが人の幸いであることをモーセは教えます。神の神、主の主、力があり、愛とあわれみに富みたもうお方を賛美し、期待して祈りたいと思います。

お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • 新型肺炎で苦しんでいる方々のために。また困難の中、神様にあって助け合う事ができるように。
  • 教団創立記念礼拝、召天者記念礼拝のために
  • JEA宣教フォーラムのために
  • 南大沢チャペルのために

賛美 新聖歌220 恵みの光は

主の祈り

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに合わせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

アーメン。

(出典:新聖歌)

カテゴリー
礼拝

2020年9月20日 礼拝

家庭での日曜礼拝について

各家庭での日曜礼拝のご協力ありがとうございます。礼拝のプログラムを記します。皆さんの礼拝が祝されたものとなりますよう、お祈りしています。

礼拝の動画配信

上のリンクからFacebookライブ配信、録画の視聴もできます。配信は礼拝開始5分前から行っています。回線の都合で途中で切れてしまう可能性もあります。その際は、下の礼拝プログラムを参照してください。

賛美 新聖歌174 ほむべきかな 主の御恵み

新聖歌が無い場合は、他の賛美歌でも構いません。いつくしみ深きや、おどろくばかりの等、歌える賛美歌を歌いましょう。

動画をアップロードして下さっている方に感謝です。

お祈り

礼拝を始めるにあたり、神様の導きをお祈りしましょう。お祈りして頂きたい事柄は、

  • 1週間守られたことの感謝
  • 礼拝が持てる感謝
  • 神様がこの礼拝にご臨在くださるように
  • 他の家庭で持たれている兄姉の礼拝にも祝福があるように
  • 今日も聖書を通して御言葉が与えられるように

主の祈り

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに合わせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

アーメン。

(出典:新聖歌)

賛美 新聖歌297 神はわが力

動画をアップして下さっている方に感謝します。

使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり。かしこより来たりて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。

我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、永遠の生命を信ず。

アーメン。

(出典:新聖歌)

聖書 旧約聖書 ヨシュア記24:14-18

14 今、あなたがたは主を恐れ、誠実と真実をもって主に仕え、あなたがたの先祖たちが、あの大河の向こうやエジプトで仕えた神々を取り除き、主に仕えなさい。

15 主に仕えることが不満なら、あの大河の向こうにいた、あなたがたの先祖が仕えた神々でも、今あなたがたが住んでいる地のアモリ人の神々でも、あなたがたが仕えようと思うものを、今日選ぶがよい。ただし、私と私の家は主に仕える。」

16 民は答えた。「私たちが主を捨てて、ほかの神々に仕えるなど、絶対にあり得ないことです。

17 私たちの神、主は、私たちと私たちの先祖たちをエジプトの地、奴隷の家から導き上られた方、そして、私たちの目の前であの数々の大きなしるしを行い、私たちが進んだすべての道で、また私たちが通ったあらゆる民の中で、私たちを守ってくださった方だからです。

18 主はあらゆる民を、この地に住んでいたアモリ人を私たちの前から追い払われました。私たちもまた、主に仕えます。このお方が私たちの神だからです。」

説教

賛美 新聖歌398 新しき地に

動画をアップロードして下さっている方に感謝です。

お祈り

礼拝を閉じるにあたり、お祈りしましょう。お祈りして頂きたい事柄は

  • 御言葉への応答
  • 礼拝を持てた感謝
  • 新しい1週間の導きと、神様の導きに従うことができるように
  • 他の兄姉の祝福のために
  • 病や困難の中にある方々へのいやしと平安のために
  • 次週の礼拝のために

頌栄 新聖歌62 天つみ民も

動画をアップロードして下さっている方に感謝です。

『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』

民数記6:24-26

主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてとともにありますように。

IIコリント13:13

カテゴリー
祈祷会メッセージとお祈りの課題

キリストにあって祝福を祈る 2020年9月16日 祈祷会

各ご家庭での祈祷会に感謝します。どうぞ教会のこと、皆様のこと等覚えてお祈り下さい。皆様の祈祷会が祝されますようにお祈りしております。

賛美 新聖歌264 われ贖われて

動画をアップロードして下さっている方に感謝です。

お祈り

  • 週の前半の歩みが守られたことの感謝。
  • 祈祷会を持てる感謝と、お祈りを導いて頂けますように。
  • 同じように家庭で祈祷会を守っておられる皆様のために。

賛美 新聖歌196 祈れ物事

動画をアップロードして下さっている方に感謝します。

聖書

主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてとともにありますように。

IIコリント13:13

メッセージ

今日でコリント人への手紙の通読も終わります。今日は手紙の最後の部分を読みました。パウロは手紙の最後を祝祷で締めくくっています。IIコリント13:13の言葉を礼拝の最後の祝祷の言葉として用いている教会が多いのではないでしょうか。祝祷とは文字通り、相手の祝福を祈る祈りです。ただし、祈る人が相手に祝福を与えるのではありません。祝福を与えて下さるのは神様です。相手の祝福のために神様にお願いをしている祈り、それが祝祷です。つまり大きく言えば、祝祷もとりなしの祈りの一つです。

相手のために祝福を祈ること、とりなしの祈りをささげることは牧師だけの特権ではありません。礼拝の祝祷は牧師が代表して祈りますが、日常生活においては誰でも他の人のために祝福を祈る事ができます。祈る人には何の力もありませんし、祈って相手がどんな祝福を受けるか、祈る人には分かりません。すべての決定権は神様にあります。しかし祈る人には力がなく、弱くても、相手のために神様に祝福をお願いすることができる、それがクリスチャンの特権でもあります。パウロがIIコリント13:4でこう語っています。「キリストは弱さのゆえに十字架につけられましたが、神の力によって生きておられます。私たちもキリストにあって弱い者ですが、あなたがたに対しては、神の力によってキリストとともに生きるのです。」クリスチャンはいついかなる時も、キリストと共に生きています。ですからクリスチャンは弱くても、共にいて下さる神様が力ある方なので、希望を持つことができ、他の方のために祝福を祈る事ができるのです。ですから祝祷は決して無責任な祈りではありません。必ず神様が聞いてくださって、導いて下さると確信をもって祈るからです。

パウロはコリント人への手紙第一、第二の中で、コリント教会の多くの課題について触れてきました。もしかしたらこれらの課題の根本的な部分には共通のものがあるのかもしれません。それは自分の力で生きるのか、キリストの恵みによって生きるのかということです。私たちは神様の救いを知る前は何でも自分の力で生きてきました。それが当然のことだったからです。しかしキリストの救いを受け取った時、自分の力で生きて来たと思っていたこれまでの生活はすべて、神様の力で支えられていたのだという事に気づきました。またいかに自分が自己中心的で、弱い者であるかを知りました。そんな弱い自分であるにもかかわらず、神様は救いを与え、これからは私たちの内側に住んでくださると述べて下さっています。ですからパウロが言いたいのは、これからは私たちの内に住むキリストに全てを導いて頂きなさいということです。私たちは弱いのですが、神様は強いからです。私たちは相手のために祝福を与えることはできませんが、神様は全てを働かせて益とする事ができます。

これからも私たちは誰かのために祈りの必要を覚えると思います。ぜひとも私たちと共にいて下さる神様を覚えて、心から相手のために祈る者でありたいと思います。

お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • 新型肺炎で苦しんでいる方々のために。また困難の中、神様にあって助け合う事ができるように。
  • 教団青年集会TTQ、教団創立記念礼拝のために
  • 川越教会のために

賛美 新聖歌386 ナルドの香油

主の祈り

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに合わせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

アーメン。

(出典:新聖歌)