4月のメッセ−ジ   2001年

「キリリストがあなたとともにおられます」

「あなたがたは、なぜ生きている方を死人の中で捜すのですか。ここにはおられません。よみがえられたのです。」 (ルカ24:5−6)
「しかし、キリストは永遠に存在されるのであって、変わることのない祭司の努めをもっておられます。」
(ヘブル7:24)                                  

イ−スタ−おめでとうございます。

 キリストの復活は「わたしはあなたがたとともにいる」というイヌマヌエルのお約束の成就です。ですから教会にとって最大のグットニュ−スです。ですから、大きな喜びをもって世界に伝えられました。よみがえられたイエスキリストは2重の意味で今、私たちとともに生きておられます。

1 永遠の大祭司として天において
よみがえられたキリストは天の御座に着座されました。その目的は永遠の大祭司として、父の御心が私たちの上に実現しますようにと執りなしの祈りをささげるためでした。そうです、あなたが神に祈る前に、あなたはすでに神に祈られているのです。真実な神の祝福がいつもあなたにありますようにと、キリストは祈って下さっているのです。そして彼の祈りは途絶えることがありません。天にあるものはすべて永遠のものだからです。

2 愛の御霊とともに地上において
よみがえられ天の御座に栄光の王として着座されたキリストは、ご自身の霊を地に注いで下さいました。キリストは御霊とともに私たちのもとに内住されます。もう一人の助け主として、キリストの御霊が私たちの魂に住みます。その目的は、キリストがあなたがたと、他の誰よりも近くそして親しい交わりをもつことを願われたからです。そうです、あなたが神に近くあろうとする前に、キリストはあなたを愛してあなたのそばにいることを喜びとして下さっているのです。あなたは神をどこに捜しておられますか。よみがえられたキリストはあなたの心をその住まいとされるのです。

今日もゆく終点近きこの小道 歌って笑ってゆっくり歩む
めぐり来し94回目の誕生日 ありがたいやら摩訶不思議やら

教会で最年長の伊東俊通兄がこのような短歌を綴って下さいました。愚痴や不満の多い私たちの日々。生きることに文句を言い、いつしか生かされていることの感謝を忘れがちな日々。人生には天への旅立ちの日があることを覚え、歌って笑って、ゆっくりと歩みたいものです、キリストとともに。

2001年4月2日