２００４年　１2月のメッセ−ジ　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クリスマスの贈り物

「そしてその家に入って、母マリアと共におられる幼子を見、ひれふして拝んだ。そして宝の箱を開けて、
黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげた」
（マタイ2：11）

クリスマスおめでとうございます

町内の多くの家の庭や窓に工夫をこらしたクリスマスのライティングがきらめきはじめました。今年はどんなイリュミネーションがほどこされるのかなと、毎年楽しみにしています。

クリスマス（キリストの祭り）とは、神の御子イエスキリストが、旧約聖書で預言されていた通り、ついに、「人」となって私たちの世界にお生まれになったことをお祝いする記念の祭日です。

キリストは貧しい石大工ヨセフの婚約者のマリアを母とし、ユダヤの国のベツレヘムの家畜小屋で、お生まれになりました。

二千年前のキリストの誕生が今もなお、世界中の国々でお祝いされているわけは、キリストが「世界中の人々の唯一の救い主」となられたからです。

キリストは十字架にかかり全人類の罪を背負い、身代わりとなって死なれ、ご自身の尊い犠牲の死をもって、罪を完全に償ってくださいました。

罪の刑罰である永遠の滅びにかわり、永遠の赦しと解放がもたらされたのです。こうしてキリストは全人類の罪からの救い主となられました。

クリスマスツリーの葉の緑は永遠のいのちを、金の飾り玉はキリストの王としての輝きを、銀は人としての麗しさを、赤は十字架の血を、ベルは罪の赦しを伝える喜びの知らせをそれぞれ象徴しています。

聖書が教えるクリスマスの本当の意味を知り、キリストの誕生をご一緒に今年は教会でお祝いいたしませんか。心よりお待ちしています。

さて、二千年前、キリストの誕生を祝うために東方ペルシャの国からユダヤの国を訪ねて来た博士たちは、キリストに宝物をささげ礼拝しました。

クリスマスにプレゼントを贈る習慣はこの物語がルーツになっています。

愛する家族や親しい友人にクリスマスの贈り物をご用意するとき想い浮かべてほしいことがあります。

神様から最高の贈り物をいただいたあなたですが、神様のためにどのような贈り物をささげようと願っておられるでしょうか。

あなたの心からあふれる感謝と賛美を神様への、とっておきの贈り物としておささげしましょう。

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