なんどもそうだん室(ひつ)こにもどる
  

Q 教会で友だちと遊(あそ)んだりするのは好(す)きだけど、礼拝(れいはい)に出るのがいやです。話しをしているとおこられるのです。

  A わたしにも同じようなことがありました。小学生の時に礼拝に出てはいるのですが、心の中は遊びモードで「これが終わったらあそこで、あの遊びをしよう」と色々と考えていたのです。たぶん、あなたも親やまわりの人に「礼拝に出なさい」と言われているのでしょうか。
 話しは飛ぶけど、歌舞伎(かぶき)役者を知っているかい。日本に昔からある伝統的な歌と踊りを踊る人だ。この家の子どもは、2,3歳(さい)から歌舞伎の練習をさせられ、その型(かた)を覚えさせられるのです。
 そこには「好き嫌い」は関係ないのです。そのお父さんは「この子どもが大人になって歌舞伎役者になるかどうかは、本人が決めることです。でも将来、役者になるための型は必要なのです」と言っていました。礼拝は信仰への型でもあると思いませんか。
 わたくしは、教会の牧師です。「礼拝に出るのがいやです」と子どもに言われると非常に悲しいです。子どもが「あの礼拝なら出たい」という礼拝を神様におささげしたいと思います。そのために色々準備したり、工夫をしたいと思っています。
 「礼拝に出たい」という礼拝をいっしょに神様におささげできるように祈っていきましょう。そのためのカギをにぎっているのは実はあなたかもしれませんよ。