韓国姉妹教会を訪ねて
鈴木 文子(教会員)
 大邸第一監理教会訪問は、私にとって今回で3度目になります。
 夫、夫の妹と一緒に、926日、仙台1330分発のアシアナ航空で仁川空港へ向かい、16時、無事に仁川空港に到着。
 邊長老夫妻、韓伝道師、運転手さんに迎えられ、車で6時間程かかる大邱ホテルに向かうことになりました。車内では、邊長老、韓伝道師さんと、横手教会を訪問して下さった時の話が飛び交う中、邊夫人手作りの料理、お菓子が次々に出され、もてなしに包まれた時間でした。そして窓からは、日暮れていく街のあちこちに、赤や黄色の十字架が見え、言いしれぬぬくもりを与えられました。ホテルに着いた時は23時をすぎていました。
 2日日は、440分、出迎えの車に乗り5時の祈祷会に出席する為、大邱教会へ行きました。長老や伝道師さんと一緒に、85歳になる玄さんもこの早い時間に私達を待っていてくれたのには、本当に感激しました。教会では日本語で書かれた週報を用意してくれていました。祈祷会が終わってからホテルに帰り、長老、伝道師、玄さんと一緒に朝食をとり、再び教会へ行き、9時の礼拝、11時の礼拝に参席しました。その間中、玄さんは私達に付きっ切りで、いろいろ説明をしてくれました。
 説教は、「熱情から奇跡が起きます」というテーマで話されました。私の心に残っていることばは「私は神様の創られた傑作品だと思いましょう」です。説教のあと、聖歌隊のハーモニーを聴くことができました。
 すべてが教会員の奉仕で行われている大食堂で、教友と一緒に韓国野菜料理の昼食をいただくことができました。そして、そこでかつて横手教会を訪問し、私の家に泊ってくれた方のお母さんや、聖歌隊(子ども達)の指揮をされ、現在2児のお母さんになっている方、その時に小学生で、今高校生になっている若者とも出会い、感謝の連続でした。
 パソコン教室、美容教室、ジム、図書館、作業所、社会事業室(ホームレス支援)など施設のある会館を案内してもらいました。教会の外との関わりの活動をしていることには本当に驚きました。
 牧師、長老、伝道師さんなど多くの方が参加しての夕食での歓迎をして頂きました。一日、行動を共にしてくれた玄さんとは、移動する車の中で、日本の歌を一緒に歌いました。初めて、韓国を訪問した時も、一緒に日本の歌を歌ったことを思い出しました。玄さんは「日本と住んでいる所は離れるけど、信仰の上ではそばにいることですから、でも今度は日本の地で会いたいですね。」とおっしやいました。
 3日目は韓伝道師御夫妻の案内で、東大門市場へ行き、また漢江遊覧船で夕方のソウルの街を眺めることもできました。最後の晩は、韓伝道師夫妻も同じホテルに泊り、次の日は仁川空港での手続きをすべて行ってもらい、とても助かりました。
 姉妹教会の皆様の細やかな心遣いの中ですごした34日、多くの恵みを与えられました。主につながっている事に感謝します。
2009.12.20教会通信615号より転載)



礼拝堂祭壇正面


歌う聖歌隊



  ←BACK