（讃美歌312　いつくしみ深き‥）

◆横手教会の歴史　

　横手教会は1911（明治44）年４月、旧日本基督教会の開拓伝道として創立されました。
初代牧師として東北学院専門部神学科（現在の東北学院大学）を卒業したての中村月城牧師が赴任しています。

（横手におけるキリスト教の歴史については、森田　溥氏の「横手ゆかりの文人画人」（「月刊はたはた」2002年6月号 五十嵐印刷発行）に詳しい記載があります。中村牧師と当時の横手については、中村牧師本人による「横手開拓伝道の思い出」（「横手教会の牧師たち」1991年 横手聖書学舎発行　発行人笠原金吾）があります。）

1941（昭和16）年、日本のプロテスタント教会の大合同が行われ、「日本基督教団」が設立、旧日本基督教会もこれに加入したので、横手教会も「日本基督教団横手教会」としてここに至っています。現在まで続いている教会としては横手で最も古い教会です。

教会は横手市内の根岸町、四日町下丁と移った後、現在の場所に移転しています。礼拝堂は1978（昭和53）年、それまで下（現在の駐車場）にあった旧会堂に替えて新築されました。新築とはいえ、旧会堂や寄贈された土蔵の建材等が用いられ、趣のある建物に仕上げられています。

創立より百余年、この横手の地にあってキリストの恵みを宣べ伝え続けています。

◇ 歴代の牧師　

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