history of Barcelona Church

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私たちはバルセロナの地で日本語で聖書を勉強し、日本語の礼拝にあずかりたいという祈りを持っていました。
始めはたった二人からの出発でした。世界で一番小さな群れ、それは右も左も分からない2匹の羊が羊飼いを探している状態でした。

未熟な2匹だけの歩みは岩あり崖あり転落あり、また晴天の日あり黒い雲の下を歩くこともありました。
しかし2008年11月28日にイタリアの内村伸之牧師が、私たちの群れを探し出してくださいました。雨模様の寒い日でしたが、2匹の乏しい羊がようやく道を示されました。

そしてその日小さな部屋で始めて日本語礼拝が奉げられ溢れる涙と熱い愛で疲れも傷も癒され、 深い平安に満たされました。
その後2匹の羊から少しずつ群れが広がり、バルセロナ日本語キリスト教会が生まれました。

そしてこの教会にふさわしい会堂を与えてくださいとの祈りをもって与えられた会堂はなんとカトリック教会の中の礼拝堂でした。キリスト者の愛をもってカトリック、プロテスタントの域を超え喜びを持って私たちを受け入れ助けてくださいました。

時間を要する忍耐の道程でしたが、新しい礼拝堂で行われるバルセロナ日本語キリスト教会の第1回目の礼拝は偶然にもまた同じ11月28日となりました。なんという素晴らしいお導きなのでしょうか。主の測り知れないご計画は私たちの思いも考えも遥かに及ばないところにあります。そして数々の不思議な御技をもって群れを礼拝堂へ集め整えてくださいました。

どうか教会を通して主の栄光が現されますように。そして私たちの内に主の栄光を妨げるものがありましたら、どうか取り除いてください。いつも最善最良の道をご用意してくださる神様の御心に心を尽くして感謝いたします。アーメン。

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