67   2007年(ハレルヤの年) 最終礼拝 (2007.12.29)
2007年(ハレルヤの年) 最終礼拝
サンパウロ・ゴスペルハウス 年間聖句 
「すべての国々よ。主をほめたたえよ。すべての民よ。主をほめ歌え。
その恵みは、私たちに大きく、主のまことはとこしえに至る。ハレルヤ。」
詩篇 第117篇
 
この詩篇第117篇は、聖書の章の中で、いちばん短い章です。
また、聖書には全部で1189の章があるのですが、その真ん中、595番目に位置する章でもあります。
 
確かに、いちばん短い章なんですが、内容は全世界規模の祝福です。
すべての人々に注がれる神様の恵みの大きさにハレルヤ!という内容なのです。
さあ、ハレルヤの心で神様とともに、2007年を歩んでいきましょう。
 
と、今年の元旦にメッセージさせていただいてからもう1年、2007年も終わろうとしています。
今日がハレルヤの年と銘打った2007年の最後の礼拝です。
この1年、あなたはどう過ごせたでしょうか。
ハレルヤといえる日々、そうでない日々、たくさんの出来事のあった365日だったのではないでしょうか。
 
昨夜のことです。
私が机の前に座っていると、どこから入ってきたのか、一匹の虫が部屋の中を飛び回り始めました。
その虫は、蛍光灯の光にひかれている様で、何度も何度も蛍光灯にぶつかっていきます。
ブーン、コツッ、ブーン、コツッ、ブーン、コツッ、ブーン、コツッ・・・・。
てんとう虫のような羽のかたい虫だったので、蛍光灯にぶつかるたびに音がするのです。
 
私ははじめ、その音にイライラしていたのですが、ふと考え込みました。
『蛍光灯にむかって飛び続ける虫、私はそこまで真剣に神様に向かって求め続けているだろうか。』
そう思うと、うるさく感じられていた虫の音も、けな気さや一生懸命さを感じるものになりました。
そのとき、ブーン、コツッ、ブーン、コツッ、の後に、ポトと音がして、羽音が止みました。
虫は床に落ちて、ピクピクと動くだけでした。
 
この虫は蛍光灯の光を見て、その向こうがあると信じて、ぶつかり続けました。
しかし、蛍光灯は本当の光ではないので、その向こう側はないのです。
どんなにぶつかり続けても、その向こう側の光あふれる世界はないのです。
 
でも、神様が私たちに用意しているのは、そうではありません。
そこには救いがあり、向こう側があるのです。
期待しても失望に終わらない、希望があるのです。
光あふれる世界が、あなたを待っているのです。
ブーン、コツッではなく、ブーン、スルッと、神様のふところに飛び込めるのです。
私たちは、この虫ほどの一途さを持って、神様に向かって行けているでしょうか。
もし、遠慮しているようなら、躊躇しているようなら、ドンと飛びこんでみましょう。
そこは、神様の愛のあふれる世界です。
 
ただ一人の神様は、すべての人を愛して、すべての人を招いています。
人種や信条に関わらず、すべての人を無条件に愛しているのです。
そう、「あなたを!」招いているのです。
ハレルヤの世界へと招いているのです。
 
 
2008年がやってきます。
年間聖句としてのハレルヤの年はおしまいになります。
しかし、ハレルヤの生涯は終わることがありません。
「主のまことはとこしえにいたる」からです。
ハレルヤ!



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