1   インマヌエルの年 元旦礼拝 (2008.01.01)
2008年(インマヌエルの年) 元旦礼拝
サンパウロ・ゴスペルハウス 2008年 年間聖句
「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」 マタイ28:20
 
あけましておめでとうございます。
サンパウロゴスペルハウスでは、今年2008年をインマヌエルの年とすることにしました。
年間聖句は、マタイ福音書28章20節です。
 
まず、インマヌエルという言葉について、あまり馴染みのない方もいるでしょうから、ちょっと説明しましょう。
以下、新聖書辞典からの引用です。
インマヌエル (〈ヘブル語〉immanu el,〈ギリシャ語〉Emmanouel)
〈ヘブル語〉イッマーヌーは「と共に」を表すイムと「私たち」という意味のヌーとが結合したもの。
エールは「神」を表す一般的な語で、したがって「インマヌエル」は「神が私たちと共に」という意味である。(引用終わり)
神様が私たちと共にいること、この事実をしっかりと味わえる1年にしたいと思います。
 
年間聖句は、新約聖書の巻頭の書であるマタイ福音書の最後の章の最後の節です。
十字架にかかって死んで、3日目によみがえったイエスさまが、40日後に天に帰ります。
神様に与えられた使命を果たすようにと、イエスさまが弟子たちを遣しました。
そのときに言われた言葉が、「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」なのです。
 
イエスさまの命じた使命は、「それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。」(28:19)というものでした。
11人の弟子たちには、イエスさまがいなければ、それは重すぎる使命に感じたかもしれません。
そんな弟子たちへイエスさまは、「いつもともにいる」という、最高の約束を残して、天に帰っていったのです。
 
私たち一人ひとりにも、弟子たちと同じ使命かどうかはわかりませんが、その人でなければならない人生の使命が与えられています。
そして、その過程のどの場面においても、イエスさまは共にいるのです。
それは確実な事実です。
なぜなら、イエスさまが約束したからです。
 
それは大きな変化ではないかもしれません。
大きな変化でなくても、日常生活の中で私たちは決断し、行動することが求められます。
それもまた、使命の一部です。
家事の中に、仕事の中に、あなたならではの使命があるのです。
そして、その使命を与えたイエスさまは、いつもあなたと共にいるのです。
その自覚があるとき、その事実を受け入れたとき、あなたの人生は変わります。
神様の力によって、勝利の人生、栄光の人生、充実の人生が始まるのです。
 
私はゴスペルハウスのホームページを見るのが大好きです。
神様の恵みによって忘れっぽくなった私は、過去のメッセージを覚えていられないのです。
それで、ホームページで過去のメッセージをよく読みます。
そのことを妻に話したら、
「メッセージなんて、忘れてしまうもんよ。私も忘れちゃってるもん。」と言われました。
内心、「感動的なメッセージは、忘れないわよ。」と言う答えを期待していた私は、ちょっと肩透かしを食らいました。
 
そして彼女はこう続けました。
「だから繰り返して言わなきゃね。」
2008年、私はそれが当たり前の現実になるまで、繰り返します。
『インマヌエル・神様が私たちとともにいます。』、この事実が、皆さんの中にいのちを持って輝くように。
 
イエスさまは、確かにこう約束されました
「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」(28:20)
決して、「見よ。あなたは、世の終わりまで、いつも、わたしとともにいなさい。」とは言わなかったのです。
私たち不完全な人間の決心や信仰が、インマヌエルの条件ではないのです。
確かな神様の約束が、インマヌエルの保証なのです。
この確かな土台をもって、今日から始まる1年を進んでいきましょう。
 
 
神様は、あなたと共にいます。
神様と共に歩んで、神様の力で勝利しましょう。
あなたでなくてはならない人生を、喜びの色で染めましょう。
神様の愛の中で、愛にあふれた人生を獲得しましょう。




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