05年 8月21日
「実を結ぶ生涯の秘訣」
ヨハネの福音書 １５章１〜６節
あの夜のイエスは、言葉や行いの一つ一つに特に慎重
に吟味していた。最後の夜と知っていたからだ。
ぶどうの木のたとえは、イエスの地上での生涯最後の
譬え話となった。イエスが地上を去られるにあたって
残されたメッセージの中心は、「どんなことがあろうと
わたしとともにいなさい。」であった。
人にはわたし（イエス）にとどまっていて欲しいし、
何よりもわたし（イエスご自身！）もその人の中に
とどまっていたい！その想いをぶどうの木のイメージに
託されたのだった。これが、イエスが地上を去られた
後にもなお望まれた、私たちとの生き方だ。
それこそが私たちの生涯に豊かな実をもたらすのだ。