06年 4月 9日
「十字架のキリスト」受難週礼拝
ヨハネの福音書 19章23〜30節
十字架のキリストに目を向けている者は,誰もキリストを
信じる信仰から離れることはできない。本当ならそこに
つけられているのは私たち一人一人のはずなのだ。
神は,私たちの咎をすべてキリストに負わせたのだ。
十字架上のキリストは,その苦痛と恥をまともに受け
入れられた。私たちの罪の報いは,やわらげられるような
ものではないからだ。
この受難週の朝に,今一度十字架上のキリストを見上げ
たい。十字架のキリストにこそ,神の変わらぬ愛と真実が
生々しく現されているのだ。