06年 5月 7日
「一致を保つには」
エペソ人への手紙 4章1〜6節
「謙遜と柔和の限りを尽くし、寛容を示し、愛をもって
互いに忍び合」うことができれば、人と人は平和の
きずなでしっかりと結ばれることだろう。
しかし、アダムとエバの堕罪以降、神と人、人と人との
関係は破壊され、いまだ完全な修復はなされていない。
もはや私たちだけでは決してこの修復はなされないのだ。
「もう一人の助けぬし」とイエスが言われた「御霊」の声に
耳を傾けることこそ修復の第一歩だ。私たちの内側から
語りかけておられる神の御霊により、神の恵みの圧倒的
な大きさ、その真実と御愛を目の当たりにするとき、
人はただひれ伏して謙遜に、柔和に、寛容にならずには
いられなくなるのだ。
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謙遜…そういえば、弟子の中で誰が一番偉いかを争って
いたっけ。
柔和…福音を受け入れない町をいっそ天からの火で焼き
払ってしまいましょうと提言した弟子がいたっけ。
寛容…イエスが天で御位につくときにはぜひ自分の息子
達をイエスの右と左に座らせてやって欲しいという
母親の言葉に他の弟子たち全員が憤ったんだった。
そんな我々が今や互いに愛し合う愛と、平和の絆で
結ばれているのだ。復活の主イエスにお会いした
その日以来のことだ。日々、御霊なる神様に自分を
明け渡し、お互いの間で御霊による一致を保つこと
を第一に求めることこそ、この世に生きるキリスト者
の姿なのだ。