礼拝500字メッセージ
---ある出席者のレスポンス---

06年 8月27日

「失われた人を探して」

ルカ   19章1〜10節

なくした大切なものが埃まみれになって部屋のすみから出て
きた時の喜びは感無量である。人は造り主から離れこの地上
をさまよう中で罪という埃にまみれ、救われる必要があること
さえ気付かないような失われた存在なのである。ローマの
支配下にあるユダヤ人社会の中で、人々から疎んじられて
いた存在である取税人のかしらザアカイ。皆から騙し取った
金で裕福な暮らしをしていた彼は、人の目にもまた自分の目
にも、救いとは程遠い存在として映っていた。しかし、そんな
ザアカイがイエスの噂を聞き一目見ようとして、なりふりかま
わず群衆の中から走り出て、木によじ登ってまで見ていた。
その時、イエスは彼の名を呼び「きょうは、あなたの家に
泊まることにしてあるから。」と言われたのだ。なぜあんな
罪人のところにとつぶやく民衆とは全く異なり,温かな目で
ザアカイを見るイエスの姿がそこにあった。イエスは、罪に
まみれた生活の証である調度品にあふれる部屋の只中で
宣言された。「きょう、救いがこの家に来ました。
人の子は、失われた人を救うために来たのです。」
------あなたも救われるべき存在なのだと。
圧倒的な主の救いによりザアカイの生活のすべてが一変した。


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