06年10月8日
「耳を傾けさえすれば」
イザヤ書 48章17〜22節
真の神は私たちに益となるように教え、黙っておられることはない。
わたしのことばに「耳を傾けさえすれば…」との、切なる願いを
お持ちだ。しかし偽りやまやかしのことばに耳を傾ける者の
なんと多いことか。それは神の民とて例外ではない。
事実、バビロン捕囚の民の中でエルサレムに帰還した者は、
バビロンに残った民よりも少なかったと言う。70年の年月の間に
民はすっかりバビロンの生活に慣れ、かつての出エジプトの
奇跡にも疑いを持ち、決断を鈍らされたのだろう。
神は今もなお、私たちに聖書を通して語りかけておられる。
「今日、御声を聞くならば、心をかたくなにしてはならない」。
「狭き門より入れ」と。その門をくぐりながら私たちは喜びの
歌声をあげることだろう。
「主が贖われた!」