06年10月15日
「実りは多いが…」
ルカの福音書 １０章１〜７節
どんなに外側を取り繕っても、私たちは内に弱さをもつもの
ではないでしょうか。神様の目から見ると、私たちは弱り果て
倒れそうな、羊飼いのいない羊のようです。神様はそんな私
たちをご自分のみもとに安らうように待っていてくださいます。
神様ご自身が救われるべき者たちを探し出し、豊かな実り
として取り入れ、ご自身の胸にかかえ抱いてくださいます。
それは神様の喜びの御業なのです。しかし神様はご自身の御業
を人間に託され、福音を伝える使者として人間を遣わします。
神様は言われます。「先に救われた者も、後から救われる者も、
私の喜びを共に味わっておくれ。」私たちが神様のみもとに
立ち返る時に、天では大祝宴が催され歓喜の歌声が
響き渡るのです。