06年11月 5日
「主は一つ」
エペソ人への手紙 4章1〜6節
獄中で書かれたこの手紙にはキリスト教神学の深い奥義
が綴られている。軟禁状態に置かれローマ帝国の囚人と
なっているにもかかわらず、パウロは自らを主(キリスト)
の囚人であると言っている。エペソをはじめとする福音の種を
蒔かれ育っていく教会を慈しみながら、キリストの故に囚われ
ている喜びを朗々と謳い上げているようだ。栄光の輝き、
神の御姿の完全な現れ、人となられた神である
イエス・キリスト!
このイエス・キリストによってもたらされた救いの望み!
2000年前に書かれた福音の調べは今なお響き続けている。
私たちキリストを信じる者はどこにあってもどんな境遇に
あってもこのキリストお一人を中心に一つになれるのだ!