礼拝500字メッセージ
---ある出席者のレスポンス---

06年11月26日

私たちは旅人

ペテロの手紙第1 2章11〜12節

ペテロが「愛する者たちよ」と声をかけた人たちとは、現在の
トルコの各地に離散していた同胞イスラエル人であった。
彼らの中には聖霊降臨の際、エルサレムにいた者もいたで
あろう。またステパノ事件以降、難民としてトルコ地方へ逃れた
者もいたであろう。その地方で生活にうまくのれた者もいる
だろうが、他国人として冷たい仕打ちを受けていた者も少なく
なかったはずだ。「旅人であり寄留者であるイスラエル」
ペテロは彼らの生活を案じながら言葉を選んだ。
彼らはこの言葉をどう受け止めたであろうか。
聖書に通じている者なら神の約束を思い浮かべていた
かもしれない。「たとい、あなたが、天の果てに追いやられて
いても、あなたの神、主は、そこからあなたを集め、そこから
あなたを連れ戻す。」今のこの生活は旅の途上の一時的な
寄留であり、いつかは帰れるところがある!これは大きな
慰めであったことであろう。そして約束の天の住まいは今の
わたしたちにも大きな希望である。

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