07年 1月 7日
「私の愛するあなたの仰せ」
詩編119編41〜48節
詩篇119篇の原文は、ヘブル語のアルファベット詩である。
「この長い詩には、人生の折りにふれ共感する箇所が必ずある」
と聞いたことがある。神さまを「あなた」と親しく呼び「苦しみ
に会ったことは、私にとってしあわせでした。」とさえ言い切って
いる。今日の箇所は、神の恵みと救いが、聖書に書かれてある
とおりにもたらされるように、神さまのおしえを愛する思いが
綴られている。ところで、聖書に書かれてあるとおりに
もたらされるとはどういうことだろう?
(1)キリストの十字架を信じた者には、永遠の
いのちが与えられ天国に行ける。
(2)自分が神さまに愛されていることを知るようになる。
どちらも絵空事のようではないか?
人間関係のむなしさに打ちのめされた時、どうか教会の門を
叩いて欲しい。ことばで伝えることも、手を差し伸べることも、
私たちには限りがある。そんなことは百も承知で、
神さまは信じる者の内に御霊なる神を宿らせ、
ご自身の愛を語る。互いに愛し合う生活を通して、神さまと共に
歩む道に導かれる。教会では神さまの栄光をたたえ祝福を祈り
祈られ、一週間がスタートする。
(1)も(2)も出世や就職には役に立たない。
ところが、どん底の日には支えとなる。