07年 4月 8日
「復活のキリストを喜ぶ」
ヨハネの福音書 20章19〜21節
その日の二日前に、師と仰いでいたイエスが十字架上で処刑
された。落胆と悲しみ、そして不安と恐怖が、残された弟子たち
の隠れ家をおおっていた。まだ弟子たちは、イエスが死に勝利
された宣言を信じていなかった。罪からの完全な救いの保障を
信じていなかった。この世に対する圧倒的な勝利宣言を信じて
いなかった。しかし、縮み上がっていた弟子たちがこの日を境に
大きく変貌を遂げることになる。復活のイエスはその弟子たちの
真中に立ち、仰せになった。「平安があなたがたにあるように。」
この日から40日の間、弟子たちはイエスが確かに聖書に預言
されていた約束のキリストであることをイエスご自身から教え
られたのである。イエスの復活とその喜びは、これ以降の歴史を
大きく変えていくことになるのだ。