07年 4月29日
「喜びの秘密」
ピリピ人への手紙 1章1〜6節
パウロが種を蒔いたピリピの教会は、パウロが去った後、
一致して神の御業に励んだろうか?実際には争いがあった。
それでもパウロは神に感謝していた。争う者同士それぞれに、
キリストによる救いという一致の土台があるからだ。
全ての人が愛をもってキリストを宣べ伝えただろうか?
実際には党派心をもって宣べ伝えた者もいたようだ。
それでもパウロは喜んだ。
どういう動機からであっても、キリストが宣べ伝えられていたからだ。
そしてさらに喜びが増し加わるように、「同じ愛の心を持ち、
心を合わせ、志を一つにして」ほしいと願った。
そのようなことが人間にできるだろうか?
神の御姿であるイエスのへりくだって過ごされた姿勢に目を
注ぐ時に、それはできるとパウロは確信していた。