07年11月18日
「幸いな人たちとは」
ルカの福音書 11章 27〜28節
イエスの宣教が進められていく中で、イエスがこれまでの聖書の教師と
は一線を画す存在であることは、誰もが感じたところだろう。しかし御霊に
導かれなければ到底イエスのみことばを理解することはできなかった。
たいていは的外れの思いを抱き、せいぜい貧しい知恵で解釈するのが
精一杯であった。このためイエスはいつもこの人々の目を、神はどうご覧
になっているのかという視点に置き換える必要があった。このときも
そうだった。女性に悪気など微塵もない。女性として、精一杯の賛辞を
イエスに投げかけたのだ。「あなたを産んだ腹、あなたが吸った乳房は
幸いです。」しかしこの女性の「幸い」ということばは、地上を遠く離れ、
神の視点にまで高められた。真の幸いな人たちとは―イエスはずっと
このことを説いてこられた──、
心の貧しい者、
悲しむ者、
柔和な者、
義に飢え渇く者、
…神のことばを聞き、それを守る者なのだ。イエス・キリストによって
神とつながる者こそ、朽ちることのない幸いを得るのだ。
先週の500字メッセージ
次週の500字メッセージ
礼拝500字メッセージTOPに戻る
泉キリスト教会TOPに戻る