礼拝500字メッセージ
---ある出席者のレスポンス---

08年 8月24日

「謙遜を身に着けなさい」
ペテロの手紙第一 5章1〜7節

日本人は謙遜とかへりくだる姿勢をとることがある意味で美徳とされる
場で、育っているところがある。どちらかというと、奥ゆかしく、自分の
功績を見せびらかすことをしないでいる者の方がよしとされる傾向が
あるようだ。しかし、聖書は人間の内面を鋭く抉り出す。そして真に
謙遜であるようにと戒めを与える。ただ単に自己顕示欲を持つなとか、
自分こそより優れた人間であると言わんばかりの姿勢を戒めるものでは
ない。問題は、自分が神との正しい関係を保っているかということだ。
神との正しい関係を保っておれば、自分がどういうものであるかを知る
ことになる。自分がどれほど罪深い者であることか。その罪は神の御子
を十字架につける以外に拭い去ることはできぬほどであったのだ。
自分がどれほど神に愛されていることか。御子を十字架につけてでも、
こんな自分を神の国に導き入れたいと神が願っておられたのだ。
神との正しい関係を保っておれば、周りの人たちがどういうものである
かをも知ることになる。神は誰をも滅ぼしたくはないと願っている。
周りの人たちもまた、神の目には尊いのだ。神との正しい関係は、
失われた人と人の関係を修復し、互いに愛し合う関係へと導く。
もはや傲慢な姿勢は完全に打ち砕かれてしまうのだ。

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