08年 9月 7日
「きょう、もし御声を聞くならば」
ヘブル人への手紙 3章7〜15節
聖書は、神の御前における人間の失敗の連続と、それを上回る神の
愛と恵みを記した書だ。聖書はかつての失敗を教訓にし、来るべき
約束の都・神の御国を指し示す。40年の荒野での経験と言えば、
イスラエル民族ならもちろん、聖書を読む者ならば鮮やかにその場面は
よみがえることだろう。しかし、喉元を過ぎると人はその時に得た教訓を
忘れがちになってしまう。また、揺り動かされることのない約束の神の
御国を待ち望むようにと聖書は呼びかける。それは私たちに希望を
持って歩むようにとの勧めだ。しかしそれを最後まで持ち続けることは、
人の力だけではできないことなのだ。だから「きょう」という日を大切に
しなさいと神は人に呼びかけてくださる。きょう、神の小さな御声を聞く
ときには、私たちは恐れかしこみ感謝をささげよう。きょう、私たちは
周りの愛する人たちと互いに励まし合おう。
そのとき、「神の国は、あなたがたのただ中にあるのです」という
イエスのみことばを知ることになるだろう。
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