08年 9月14日
「幸いな高齢者」
創世記 5章21〜24節
長寿は喜びである。聖書でも祝福であると言われている。いまや世界
の最長寿国となった日本ではあるが、この国の自殺者は年間3万人を
超え、その中でも60歳以上の人たちの割合が最も多いというのが現実
だ。この人たちこそ生きることの厳しさを知っている年代である。
仏教では、人生には「四苦八苦」を伴うとし、人間の苦悩についての深い
洞察を見ることができよう。 しかしそこに確かな救いの保証はない。
苦しみの中を聖書の先人たちのように何百年も生きることに、人は
耐えられるものであろうか。アダム以来、人は生まれ、生き、そして死を
迎えた。しかしその中、エノクだけが「神とともに歩み」、「神が彼を取られ
たので、彼はいなくなった」と記されている。ここに長寿に勝る祝福の
あることが示されている。イエスを信じる者に与えられる罪の赦しと救い
には、キリストの十字架と復活という確かな保証がある。そして助け主で
ある御霊もそのことを保証している。救い主キリストを信じて、
神とともに歩むことこそ、すべてに勝る祝福なのだ。
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