08年 9月21日
「あらゆる境遇に対処する秘訣」
ピリピ人への手紙 4章10〜20節
クリスチャンが人と人との中で生きていく以上、好むと好まざると、
思わぬ境遇に身を置くことになるものだ。貧しく乏しく目も当てられない
悲惨な状況の中で、不平不満を口にせず、人を羨まないでいられる
だろうか。豊かですべてがうまくいっている状況の中で、神への依存心
を失わないでいられるだろうか。どちらの状況であっても、周りの状況に
左右されてしまいがちだ。パウロは、周りの状況に振り回されずに、
心のうちに充足感を得る秘訣があると言う。それは、これまでの想像を
絶する困難な状況の中にあって、なおも力を注ぎ続けてくださった
神の無限の力を、パウロが経験の中から学んだことだ。それはパウロに
とって生涯揺らぐことのないものとなり、確信をもって宣言できたのだ。
この世には一時的な助けになるものは多いだろう。しかし、それは
永続的に続くものではない。キリストにある栄光の富は、どのような状況
の中にあってもいつも豊かであり、いのちに満ちている。
そのキリストが、どんなことにも耐え、どんなことをもできる力を注いで
くださる。あらゆる境遇に対処できる秘訣とは、
まさに満ち満ちたいのちのキリストにこそあるのだ。
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